本田技研工業(株)は、ホンダホークシリーズに、新しく走行性能に優れスポーツ性の高い2輪車-ホンダ ホークIII〈CB400N〉を追加し、8月24日より発売する。
このホンダホークIIIは、軽快な操縦性で好評を得ているホンダ ホークII〈CB400T〉 をもとに、6速ミッション、前輪ダブルディスクブレーキを装備するなど、走りに徹したスポー ツモデルの2輪車として開発したものである。
これによりホンダ ホークシリーズは、ホーク CB250T、ホークII CB400T、CB400Tホンダマチック付、ホークIII CB400Nの4タイプがそろい一段と充実した。
生産計画は
月産3,000台(輸出を含む)を予定している。
標準現金価格は
349,000円である。(北海道、一部離島を除く)
主な特長
- ○排気量395CC、OHC3バルブ2気筒、40馬力の高性能エンジンを搭載。点火装置には確実な点火と整備性にすぐれたCDI方式を採用している。低速から高速まで力強い動力性能をもち、6速ミッションを装備することで適切な駆動力を引き出すことができ、卓越した走行性能を発揮する。
- ○セミフラットハンドル、低くスリムなシート、後方に位置したフートレストなど、斬新で軽快な車体デザインとした。また、高速走行に適した運転姿勢を得ることができ、スポーツ走行にも適している。
- ○軽量なうえ、しなやかさと適度の剛性をかねそなえた、コムスターホイールを装着。リム、スポークプレート、ハブともにアルミ合金のものを採用した。さらに、接地性の高い新パターンの偏平タイヤ、ショック吸収性のよい前後サスペンションなどとあいまって、路面追従性にすぐれた軽快な走行、俊敏な操縦性を生み出している。
- ○ブレーキは、走行性能の向上にともない、前輪にダブルディスクブレーキを装備、適確な制動能力を得て、余裕のある高速走行が楽しめる。
- ○ブレーキ液の確認しやすいマスターシリンダータンク、視認性のよい大型インジケーターランプを採用するなど、安全走行への細心の配慮を行っている。
CB400N 主要諸元
全長 (m) | 2.115 | |
全幅 (m) | 0.740 | |
全高 (m) | 1.105 | |
軸距 (m) | 1.395 | |
最低地上高 (m) | 0.165 | |
車両重量 (kg) | 184(整備) 171(乾燥) | |
燃料タンク容量 (L) | 14 | |
燃料消費率 (Km/L) (60Km/h 定地走行テスト値) |
36 | |
登坂能力 (tanθ) | 0.46 | |
最小回転半径 (m) | 2.2 | |
エンジン形式 | 空冷4サイクルOHC3バルブ2気筒 | |
総排気量 (cm3) | 395 | |
内径×行程 (mm) | 70.5×50.6 | |
圧縮比 | 9.3 | |
最高出力 (PS/rpm) | 40/9,500 | |
最大トルク (kg-m/rpm) | 3.2/8,000 | |
始動方式 | キック式,セルフ式併用 | |
一次減速比 | 3.125 | |
変速比 | 1速 | 2.733 |
2速 | 1.947 | |
3速 | 1.545 | |
4速 | 1.280 | |
5速 | 1.074 | |
6速 | 0.931 | |
最終減速比 | 2.250 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド式 | |
キャスター (度) | 27°0′ | |
トレール (mm) | 100 | |
タイアサイズ | (前) | 3.60S19-4PR |
(後) | 4.10S18-4PR | |
ブレーキ形式 | (前) | 油圧式ダブルディスク |
(後) | ロッド式リーディングトレーリング |
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