当社では、新しいタイプのモトスポーツ車〈SL250S〉を4月11日より、全国一斉に発売いたします。
この新機種は、本格的なモトスポーツ・タイプとしてオフロードのスポーツ走行を楽しむことができるとともに、市街地の走行の適応性も十分考慮され、モトスポーツファンの強い要望に応えています。
なお、同タイプの輸出モデル〈XL250〉は、先ごろより、アメリカで発売され好評を博しています。
発売日
4月11日
価格
208,000円
(全国標準現金価格)
生産計画
月産 7,000台
SL250Sの主な特徴
力強く、コンパクトな4バルブ・OHCシングルエンジン
- ○4バルブ+ルーフ形燃焼室の採用…燃焼効率にすぐれ、高出力を生み出すとともに、中低速にもねばり強いフラットなトルク特性を発揮する。オフロード走行に適した4サイクル・単気筒エンジンです。また、4バルブエンジンには、例の少ないシングル・カムシャフト方式を実現させ、コンパクト化とともに、整備性の向上に役立っています。
- ○エンジン点火装置始動にマグネット点火方式を採用…バッテリーをはずしても、キックでエンジン始動ができるのでオフロード走行時の軽量化が簡単です。
- ○エンジン始動装置にプライマリーキック採用…チェンジ位置に関係なく、クラッチを切りキックすれば簡単に始動します。
- ○マグネシウム合金を使って軽量化…左右のクランクケースカバーに、ぜいたくなマグネシウム合金を使ってエンジンの軽量化を計っています。
- ○強制開閉式のキャブレター…リンク式強制開閉、万一泥などがつまっても、確実にスロットルを戻すことができ、安全です。
持てる力を最大限に発揮するオフロード・タイプのフレーム
- ○衝撃吸収の優れた前後クッション…フロントには、ロングストロークのものを、リヤにはダブルスプリング構造のクッションを使って、ジャンプ着地などの強いショックもソフトに吸収します。
- ○軽くて強いアルミ合金製リム…レーサー仕様そのままの採用で、軽く、衝撃にも強い力を示します。
- ○オフロードに適した大径特殊パターンのタイヤ…前輪は2.75-21と細くて大径。後輪は4.00-18の広い幅。踏破性にも、荒れ地でのグリップにもすぐれています。
モトスポーツのあらゆる条件を満たしたこまかい配慮
- ○防塵カバー付きハンドルレバー…レバーとケーブルの接続部分にカバーを着けて防塵対策をしています。また、レバーはアルミ合金鍛造で、折れにくく、曲っても修正が容易です。
- ○ポリプロピレン製の前後フェンダー…軽量化に役立つとともに、弾力復元性に富み、安全です。
- ○簡単に取りはずせるヘッドライト…オフロード走行に重量を減じたいとき、ヘッドライトまわりは簡単にはずせます。
- ○バッテリーの着脱はワンタッチ…走行にバッテリーが不用なとき、ケーブルコネクターを分離すれば、ワンタッチで取りはずせます。
- ○そのほか草を巻き込まない上向きブレーキアーム、すばやくエンジンを止めるイグニッションキルスイッチ、障害物や突起物からエンジンをまもるスキッドプレートなどモトスポーツでのあらゆる条件をみたしています。
オフロードからオンロードへ 安全性を考慮した各種の機構
- ○2段に調整できる最低地上高…走行条件やライダーの好みに合わせて、フロントフォーク側とリヤフォーク側の2ヵ所だけで簡単に調整することができます。
- ○80Km/hで点灯する速度警告灯
- ○夕方や雨のなかで、位置を知らせるポジションライト
- ○明るく配光のよい大型ヘッドライト
- ○確認し易い大型テールランプ
- ○ヘルメットを確実に保管するヘルメットホルダー
躍動感あふれるスタイル
- ○精悍な黒塗りアップマフラー…サビと変色を防ぐ特殊塗装のマフラー。火の粉の排出を防ぐスパークアレスター付です。
- ○軽快なシルバーカラーのフェンダー、タンク…アップフェンダー、細身のタンク、赤いストライプが軽快さをひき立てます。
主要諸元
(全長×全巾×全高(m) | 2.120×0.840×1.125 |
重量 (kg) | 136 |
エンジン形式 | 直立1気筒横置空冷 4サイクル |
総排気量(L) | 0.248 |
最高出力(Ps/rpm) | 22/8,000 |
最大トルク(g-m/rpm) | 2.0/6,500 |
登坂能力(tanθ) | 0.46 |
定地燃費(50km/h時) | 43km/L |
制動距離(初速50km/h) | 14.5m |
燃料タンク容量(L) | 8.0 |
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