遠く離れていても,その場にいるかのように、直感的に、高精度な作業が可能な分身ロボットを開発しています。ロボットを通じて距離を飛び越え、移動時間をなくすことで、救急救命など緊急性の高い領域で専門性を発揮したり、生身の人間が活動できない水中や宇宙などの場所でも活動できたりと、新たな価値を生み出します。
実現に向けてのポイントは「繊細さと力強さを併せ持つ多指ハンド」。これにより、人のために作られた道具を使ったり、直感的な操作を可能にします。
さらに、操作者の意図を推定して手の動きを補正する「AIサポート遠隔操縦」により、通信の遅延やカメラ映像を通じた操作の難しさがあっても、違和感のない操作性を可能にします。