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全国大会2016 レポート&リザルト

大会概要

大会名称: 本田宗一郎杯 Honda エコマイレッジチャレンジ 2016 第36回全国大会

開催日: 2016年10月1日（土）練習走行／2日（日）決勝　※雨天決行

会場: ツインリンクもてぎ　「スーパースピードウェイ」

燃料密度: 2016年10月2日（日） 0.741（午前8時時点）

天候: 2016年10月2日（日）天気：快晴　気温：23.6℃（午前8時時点）

"本田宗一郎杯 Honda エコマイレッジチャレンジ 2016 第36回全国大会"は、2016年10月1日（土）、2日（日）の2日間、栃木県ツインリンクもてぎにて開催いたしました。練習走行日の1日は小雨が降るあいにくの天気となりましたが、決勝日の2日は天候に恵まれ、日中は28℃まで上がる快晴で大会日和となりました。
本大会は、限りあるガソリンの有用性を考え「1リットルのガソリンでどこまで走れるか？」をテーマとし、自由な発想であらゆる可能性にチャレンジする燃費競技大会です。
全国各地の中学校や高等学校、大学、短大、高専、専門学校や、社会人のチームが毎年多数参加しています。今年は全361チームが参加し、内33チームが初参加となりました。また、海外からは、中国、タイ、ベトナムの3カ国から7チームがニューチャレンジクラスに参加し、中国チームが優勝するなど、国際色豊かな大会となりました。

今年は361チームが参加！燃費の記録に挑戦しました。

開会式の選手宣誓は、東京都立田無工業高等学校の伊藤太一さん。

八郷隆弘大会名誉会長のフラッグで競技スタート。

天候にも恵まれ大会日和となりました。

決勝日は、午前8時より開会式が行われ、尾高和浩大会会長の開会宣言で本大会の幕が開けました。開会式では、グループⅠの中学生クラス・東京都市大学付属中学校、グループⅡの高校生クラス・埼玉県立進修館高等学校による優勝旗返還に続き、東京都立田無工業高等学校の伊藤太一さんが、参加者を代表して力強く選手宣誓を行いました。

グループⅠで優勝。東京都市大付属中学校。

グループⅡで優勝。千葉県立下総高等学校。

最最優秀賞本田宗一郎杯は
グループⅣ「水曜クラブ」が受賞！！

副賞の栃木県産ゆずを使用した「ゆずっぺ」

グループⅠの中学生クラスには合計33チームがエントリー。「東京都市大付属中高自動車部中学A」が898.281km/lの記録で昨年に引き続き優勝し、四連覇を達成。2位には、長野県から参加の「信大附属長野中 Apeiron」が691.615km/lの記録で続きました。グループⅡの高校生クラスは、全クラスの中で最も多い136チームがエントリー。優勝は、 1,720.220km/l を記録した「千葉県立下総高等学校自動車部B」で、大会二連覇を果たしました。2位にも「千葉県立下総高等学校自動車部A」が入賞し、大会上位を独占しました。グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスは、石川県から参加の「 KIT 夢考房 stradale」が、 2,014.055 km/lの記録で優勝しました。
グループⅣの一般クラスは、「水曜クラブ」が2,578.504km/lの記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる“最優秀賞本田宗一郎杯”を受賞しました。ニューチャレンジクラスは、中国から参加の「中国同済大学志遠車隊」が1,785.993km/lの記録で優勝し二連覇を果たしました。2人乗りクラスは、「栃木県立矢板高等学校 C」が692.211km/lで優勝し三連覇を達成。二輪車クラスは、「横浜テクノオート　ようちゃん」が360.343 km/lの記録で優勝を獲得しました。

また、特別賞はグループⅡ高校生クラスから「埼玉県立児玉白楊高校　機械研究部」が選ばれ、学生らしいアイデアと工夫で高校生が1から車両を作り上げ、コストパフォーマンスに優れた車両で努力がくみ取れたこと、スタートシーンでは学生らしさが出ていて素晴らしかったことで高く評価され、デザイン賞が贈られました。新人賞には、グループⅠの中学生クラスからは、「国分寺五中技研部Bチーム」、グループⅡの高校生クラスからは「羽黒高校自動車研究会」が選ばれ、賞が贈られました。残念ながらHonda エコマイレッジチャレンジ賞は選出されませんでしたが、参加者の創意工夫には目をみはるものがあり、第37回大会での記録更新に期待したいと思います。