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全国大会2015 レポート&リザルト

大会概要

大会名称: 本田宗一郎杯 Honda エコマイレッジチャレンジ 2015 第35回全国大会

開催日: 2015年9月19日（土）練習走行／20日（日）決勝　※雨天決行

会場: ツインリンクもてぎ　「スーパースピードウェイ」

燃料密度: 2015年9月20日（日） 0.737（午前7時30分時点）

天候: 2015年9月20日（日）天気：快晴　気温：20.5℃（午前7時30分時点）

"本田宗一郎杯 Honda エコマイレッジチャレンジ 2015 第35回全国大会"は、2015年9月19日（土）、20日（日）の2日間、栃木県ツインリンクもてぎにて開催いたしました。練習走行日の19日、決勝日の20日の両日とも天候に恵まれ、特に20日は快晴となり、35回目を迎える本大会にふさわしい天候になりました。
本大会は、限りあるガソリンの有用性を考え「1リットルのガソリンでどこまで走れるか？」をテーマとし、自由な発想であらゆる可能性にチャレンジする燃費競技大会です。全国各地の中学校や高等学校、大学、短大、高専、専門学校や、社会人のチームが毎年多数参加しています。今年は全373チームが参加し、内49チームが初参加となりました。
第1回開催より今回まで35回連続で参加頂いたチームが、グループⅣの一般クラスで2チーム、海外からは、中国、タイ、ベトナムの3カ国から5チームがニューチャレンジクラスに参加し、中国チームが優勝するなど、国際色豊かな大会となりました。

今年は373チームが参加！燃費の記録に挑戦しました。

開会式の選手宣誓は、日本工業大学駒場高等学校の元良竜太さん。

八郷隆弘大会名誉会長のフラッグで競技スタート。

天候にも恵まれ大会日和となりました。

決勝日は、午前8時より開会式が行われ、吉田正弘大会会長の開会宣言で本大会の幕が開けました。開会式では、グループⅠの中学生クラス・東京都市大学付属中学校、グループⅡの高校生クラス・埼玉県立進修館高等学校による優勝旗返還に続き、日本工業大学駒場高等学校の元良竜太さんが、参加者を代表して力強く選手宣誓を行いました。

グループⅠで優勝。東京都市大付属中学校。

グループⅡで優勝。千葉県立下総高等学校。

最最優秀賞本田宗一郎杯は
グループⅣ「チームファイアボール」が受賞！！

副賞の栃木県産ゆずを使用した「ゆずっぺ」

グループⅠの中学生クラスには合計31チームがエントリー。「東京都市大付属中高自動車部中学B」が919.969km/lの記録で昨年に引き続き優勝し、三連覇を達成。2位には、長野県から参加の「信大附属長野中 Apeiron」が780.814km/lの記録で続きました。
グループⅡの高校生クラスは、全クラスの中で最も多い141チームがエントリー。優勝は、「千葉県立下総高等学校自動車部B」で、記録は1821.900km/lでした。2位には、「埼玉県立進修館高校機械研究部B」が入賞しました。グループⅢの大学・短大・高専・専門学校生クラスは、愛知県から参加の「名城大学SPICA」が、1914.294km/lの記録で優勝しました。
グループⅣの一般クラスは、「チームファイアボール」が2614.544km/lの記録で優勝するとともに、全クラス総合の最高記録を樹立したチームに与えられる“最優秀賞本田宗一郎杯”を受賞しました。ニューチャレンジクラスは、中国から参加の「中国同済大学志遠車隊」が1905.236 km/lの記録で優勝しました。2人乗りクラスは、「栃木県立矢板高等学校 C」が544.548km/lで優勝し二連覇を達成。二輪車クラスは、「埼玉自動車大学校エコOB会」が293.973km/lの記録で優勝を獲得し、大会三連覇となりました。

また、特別賞はニューチャレンジクラスから「VIRGIN」が選ばれ、斬新なフォルム、美しいカラーリング、ユニークさといった総合的なデザインで高く評価され、デザイン賞が贈られました。新人賞には、グループⅡの高校生クラスから「山口県立南陽工業高等学校科研部」が選ばれ、賞が贈られました。残念ながら、グループⅠの新人賞とHonda エコマイレッジチャレンジ賞は選出されませんでしたが、参加者の創意工夫には目をみはるものがあり、第36回大会での記録更新に期待したいと思います。