Design Concept
OUTLIER=枠にとらわれない存在
Honda電動二輪共通のデザインテーマ『Precision of Intrinsic Design』を基盤にしながら、既成概念にとらわれない新しいアプローチによって「枠にとらわれない存在」を目指したコンセプトモデルです。
電動車ならではのレイアウトの自由度の高さを生かし、前後両輪にインホイールモーターを採用することで、ダイナミックでロープロポーションなスタイルを実現しています。
「Gliding」
EV特有のスムーズな駆動力と静粛性を活かした、“滑空感のあるライディングフィール”。加減速のつながりや旋回時の挙動が極めて滑らかで、まるで地表をグライドするような静的な乗り味を実現します。思わず触れたくなる滑らかなサーフェスやスモーククリアのボディは、滑空するような軽やかなイメージを表現しています。
「Ecstasy」
モーター駆動ならではの即応性と加速、圧倒的トルクが生む、“エモーショナルなライディングフィール”。
駆動力をよりダイレクトに路面に伝える前後インホイールモーターを状況に合わせて自在に制御することで、人とマシンが一体化したような電動ならではの高揚感ある乗り味を実現。さらにバケットタイプのバックレストが、モーター駆動の圧倒的な加速を受け止めると同時に、腰を軸にコーナーを駆け抜けて行く新たな操作感覚を提供します。
「Low」
未知のライディングフィール、特徴的なスタイリングを実現するダイナミック&ローポジション。
EVの車体パッケージングの自由度が今後さらに高まっていくことを想定し、Hondaの二輪車の中でも際立って低いシート高の実現を目指しました。従来の二輪車では得られなかった爽快な視界と圧倒的な加速感を生み出すために、シートのヒップポイントを下げ、アイポイントを極限まで低くしています。「ダイナミック&ローポジション」は電動だからこそ可能となったライディングポジションです。