Role

本田技術研究所の役割

技術と想像力で、まだ誰も描いていない未来を形にする

Hondaを導いていく“価値の起点”として

私たち本田技術研究所(Honda R&D)は、本田技研工業と密接な関係を保ちながらも、
その一歩先を照らす存在であり、
Hondaが「存在を期待される企業」であるために、つねに社会に対して新たな価値、
技術を構想し、実装してゆく役割を担っています。

社会にとっての“価値の起点”であるために

技術は社会を映す鏡であり、未来を照らす灯でもあります。
Honda R&Dは、「誰も気づかなかった問いを見つけ、誰よりも早くその答えとなる技術を生み出す。」
その繰り返しによって、私たちは社会にとっての価値の起点となり、Hondaの未来をリードしていきます。

Hondaらしさは、“つくり方”に宿る

私たちは、技術の成果そのものだけでなく、それを生み出す人の姿勢・プロセス・思想にこそHondaらしさが表れると信じています。
誰かに与えられた正解ではなく、自らの手で問いを立て、手を動かし、形にしていく。
そうした営みのなかに、“人のための技術”が生まれていきます。

技術ではなく、“人の意志”が出発点

Honda R&Dの原動力は、技術そのものではなく、それを生み出す人の想像力と意志です。
どんな問いを立て、どんな未来を描くのか――
技術者一人ひとりの思考と選択が、研究の出発点になります。テーマは自ら選び、構想し、責任を持って進める。
その自由と裁量を支えるのが、対等な関係性を重んじる組織です。
複数のアプローチが競い合う中から独創的な技術が生まれるとともに、
その過程での失敗すらも次の一歩へとつながる貴重な経験と捉えられています。