本田技研工業(株)は、丸みをおびた四角い最新のデザイントレンドを取り入れた、懐古調でファッショナブルな若者向け原付メットインスクーター「ホンダ ジュリオ」を7月31日より発売する。
このホンダ ジュリオは、丸みをおびた四角いデザインのスクエアフォルムを採用することで、より個性的で、ファッショナブルなスクーターを求める若者向けに開発したモデルである。
スタイリングは、水平基調とプレーンな面で構成されており、懐古調でありながらも新鮮で、どこか安心感のあるスクエアフォルムとすることで、より個性を強調させている。フラットな面構成のシート形状やフルフラットフロアの採用で、自由度の高いライディングポジションを実現するとともに、張り出しの少ないボディ形状は安心感のある良好な足つき性を確保している。
また、リード、タクトに続き本年10月から新たに施行される二輪車排出ガス規制および騒音規制にいち早く適合させた環境に優しい性能としながらも、お求めやすい価格設定としている。
30,000台
169,000円
地域希望小売価格の一例:北海道は8,000円高、沖縄は5,000円高、その他一部地域を除く。
参考価格。消費税を含まず。
ジュリオの空冷・2サイクル・単気筒エンジンは、リードやタクトと同様に、混合気を薄めに設定しながらも良好な 燃焼効率を求めたキャブレターを採用することで燃焼過程で有害物質の低減を図っている。さらに、マフラー内部に 酸化触媒(キャタライザー)を設ける事で、排出ガス中のCO、HC、NOxをそれぞれ50%以上低減し、本年10月 から施行される二輪車排出ガス規制(第一種原動機付自転車・50cc以下)に先駆けて適合している。
また、マフラーの内部構造を変更する事などで、本年10月より施行される二輪車騒音規制にも適合させている。
さらに、エンジン暖機後の白煙については従来の10分の1以下に低減させている。(光の透過量で測定。当社製品比較テスト値。)
走り始め時の出力特性をマイルドにする事で、自然でなめらかな走りを実現するとともに、車体とエンジンの結合部に振動を低減するラバーを採用し、快適な走行フィーリングを実現している。
通 称 名 | ジュリオ | |
車 名・型 式 | ホンダ・BB-AF52 | |
全長×全幅×全高 | (m) | 1.655×0.625×0.985 |
軸 距 | (m) | 1.170 |
最低地上高 | (m) | 0.100 |
シート高 | (m) | 0.710 |
車両重量/乾燥重量 | (kg) | 76/70 |
乗車定員 | (人) | 1 |
燃料消費率(km/L) 30km/h定地走行テスト値 | 51.0 | |
最小回転半径 | (m) | 1.8 |
エンジン型式 | AF24E(空冷・2 サイクル・単気筒) | |
総排気量 | (cm3) | 49 |
内径×行程 | (mm) | 39.0×41.4 |
圧縮比 | 6.9 | |
最高出力 | (PS/rpm) | 5.1/6,500 |
最大トルク | (kgm/rpm) | 0.59/6,000 |
キャブレター型式 | APBB4 | |
始動方式 | キック式セルフ式併設 | |
点火装置形式 | CDI式バッテリ点火 | |
潤滑方式 | 分離潤滑式 | |
潤滑油容量 | (L) | 1.15 |
燃料タンク容量 | (L) | 6.0 |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | |
変 速 比 | 2.450 ~0.880 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 26°30′/72 | |
タイヤサイズ 前/後 | 3.00-10 42J/3.00-10 42J | |
前後ブレーキ形式 | 機械式リーディング・トレーリング | |
懸架方式 前/ 後 | ボトムリンク式/ ユニット・スイング式 | |
フレーム形式 | アンダーボーン |