当時のモデルのタンクについたエンブレムに見立て、
歴代ウイングマークを振り返る
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ABOUT WING MARK
ホンダは
日本一ではなく、
世界一を目指すんだ。
世界にはばたいて
飛んでゆくイメージを
うんと強調してくれ。

そんな本田宗一郎の熱い想いが
ウイングマークには込められています。

鳥類の王者である鷲(わし)や
ギリシア彫刻サモトラケのニケの翼に
世界にはばたくHondaの姿を重ね
シンボライズされたものと言われており、
飛躍への強い意志と二輪車の力強い動きが
伝わるデザインです。

当初の飛躍する人をイメージしたものや
鳥が両翼を広げたデザインを経たのち、
1955年ドリームSA型より、
現在のウイングマークの原則といえる
一枚の翼マークが登場しました。
二輪車の動きを強調するために
進行方向に合わせて
タンクの左右につけるようになりました。

1968年から2000年までの間においては、
正式にHondaの社標として使用されていました。

このように何度かの変遷を経ながらも、
いずれも躍動感・信頼感・スピード感・伝統・光栄を
感じさせるマークとして現在に至っています。

2001

今につづく、
ウイングマーク
今につづく、
ウイングマーク

THE WING MARK LIVES ON.

2001年、二輪、四輪、汎用、部品、
全ての事業を横断する
Hondaブランドの象徴として存在する
Hondaロゴのリファインが行われた。

従来のHondaロゴから
ディテールをアップデートし、
従来ロゴがもつ力強さや信頼感に加えて、
時代に即した洗練された印象を付与。

コーポレートカラーとしての
「Honda Red」も定められ、
Hondaブランドの商品や
モータースポーツから連想される
エキサイティングなイメージと、
品質感・技術力を表現する
深みをもった赤が制定された。

二輪事業を表すウイングマークも、
同じ想いを込めてアップデートが行われた。

ヒストリー HISTORY
01

二輪車にまたがる
お客様が見える場所に
Hondaの証を

Hondaの全ての二輪製品に埋め込まれている「プロダクトエンブレム」。1988年に制定し、2001年に現在のエンブレムに統一。制定時は数年かけてその在り方について検討を重ね、刀剣や神具、また現代では叙勲勲章に生きる日本の伝統技術、装飾金具彫刻の匠の力を借りることが決定した。当時「現代の名工」に選ばれたとある職人が母型を彫り上げ、最新の技術でその型を忠実に再現。以降「その商品をHonda社員ひとりひとりが誇りと責任をもって、開発、製造、販売した証であるとともに、それをお客様に保証する実印に変わるもの」として、全二輪製品のハンドル周りに付与されていく。

02

Honda最高水準の品質と誇りを
あらわすウイングバッヂ

品質を誇るHondaの二輪製品のなかでもとくに選りすぐられたモデルに付与する、特別なバッヂを制定。各時代の技術の頂点が投入されたワークスレーサーをはじめとし、Honda二輪ブランドを象徴するトップエンドモデルのタンクに装着した。深みのあるえんじ色のなかに光を反射するウイングマークがあしらわれた煌めくバッヂは、Hondaが積み上げてきた伝統やその一台の高質感を表現。初めて付与したのはロードレース世界選手権の最高峰クラスMotoGPで戦う伝説のレースマシンRC212V(2006年)。その後、市販モデルのCBR1000RRや、GL1800、CRF1000L Africa Twinなどに付けられていく。

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