今につづく、
ウイングマーク
今につづく、
ウイングマーク
2001年、二輪、四輪、汎用、部品、
全ての事業を横断する
Hondaブランドの象徴として存在する
Hondaロゴのリファインが行われた。
従来のHondaロゴから
ディテールをアップデートし、
従来ロゴがもつ力強さや信頼感に加えて、
時代に即した洗練された印象を付与。
コーポレートカラーとしての
「Honda Red」も定められ、
Hondaブランドの商品や
モータースポーツから連想される
エキサイティングなイメージと、
品質感・技術力を表現する
深みをもった赤が制定された。
二輪事業を表すウイングマークも、
同じ想いを込めてアップデートが行われた。
二輪車にまたがる
お客様が見える場所に
Hondaの証を
Hondaの全ての二輪製品に埋め込まれている「プロダクトエンブレム」。1988年に制定し、2001年に現在のエンブレムに統一。制定時は数年かけてその在り方について検討を重ね、刀剣や神具、また現代では叙勲勲章に生きる日本の伝統技術、装飾金具彫刻の匠の力を借りることが決定した。当時「現代の名工」に選ばれたとある職人が母型を彫り上げ、最新の技術でその型を忠実に再現。以降「その商品をHonda社員ひとりひとりが誇りと責任をもって、開発、製造、販売した証であるとともに、それをお客様に保証する実印に変わるもの」として、全二輪製品のハンドル周りに付与されていく。
Honda最高水準の品質と誇りを
あらわすウイングバッヂ
品質を誇るHondaの二輪製品のなかでもとくに選りすぐられたモデルに付与する、特別なバッヂを制定。各時代の技術の頂点が投入されたワークスレーサーをはじめとし、Honda二輪ブランドを象徴するトップエンドモデルのタンクに装着した。深みのあるえんじ色のなかに光を反射するウイングマークがあしらわれた煌めくバッヂは、Hondaが積み上げてきた伝統やその一台の高質感を表現。初めて付与したのはロードレース世界選手権の最高峰クラスMotoGPで戦う伝説のレースマシンRC212V(2006年)。その後、市販モデルのCBR1000RRや、GL1800、CRF1000L Africa Twinなどに付けられていく。
CB1300 Super Four 2003
1992年にPROJECT BIG-1というコンセプトに基づいて発売したCB1000 Super Fourの進化モデル。堂々としたスタイリングを継承しつつも、従来のモデルに対して乾燥重量20㎏減を実現。重厚で心地よい排気音と振動にこだわり、排気システムを一新するなど操る楽しみと扱いやすさを徹底的に追求した。
CBR1000RR-R Firebade 2020
「Total Control for the Track ~サーキットで本領発揮するマシン」を開発コンセプトに、MotoGPマシンRC213Vに使用されていたテクノロジーを反映。サーキットで高いポテンシャルを発揮する究極のCBR。このマシンをベースにHRCが開発したマシンが、2022年から2025年現在に至るまで鈴鹿8時間耐久ロードレースで4連覇を達成し、その実力を知らしめた。