当時のモデルのタンクについたエンブレムに見立て、
歴代ウイングマークを振り返る
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ABOUT WING MARK
ホンダは
日本一ではなく、
世界一を目指すんだ。
世界にはばたいて
飛んでゆくイメージを
うんと強調してくれ。

そんな本田宗一郎の熱い想いが
ウイングマークには込められています。

鳥類の王者である鷲(わし)や
ギリシア彫刻サモトラケのニケの翼に
世界にはばたくHondaの姿を重ね
シンボライズされたものと言われており、
飛躍への強い意志と二輪車の力強い動きが
伝わるデザインです。

当初の飛躍する人をイメージしたものや
鳥が両翼を広げたデザインを経たのち、
1955年ドリームSA型より、
現在のウイングマークの原則といえる
一枚の翼マークが登場しました。
二輪車の動きを強調するために
進行方向に合わせて
タンクの左右につけるようになりました。

1968年から2000年までの間においては、
正式にHondaの社標として使用されていました。

このように何度かの変遷を経ながらも、
いずれも躍動感・信頼感・スピード感・伝統・光栄を
感じさせるマークとして現在に至っています。

1988

普遍的で新時代に即した
社員発案のマーク
普遍的で
新時代に即した
社員発案のマーク

PROPOSED BY EMPLOYEES.
IMPLEMENTED ACROSS THE NEW ERA.

「最近のウイングマークは
イメージが古くて
今の感覚にマッチしてねえな。
種類もたくさんありすぎるんじゃねえか」
たびたびウイングマーク変更の
きっかけを作ってきた
本田宗一郎(当時の役職は最高顧問)の
一言により、
再び新ウイングマークの
検討がスタートした。

目指したのは
Honda二輪のアイデンティティを象徴する、
統一された存在のマーク。

創立40周年を迎える1988年に、
時代に即した新ウイングマークが
世界中の社員のアイデアによって
生み出された。

ヒストリー HISTORY
01

世界中の社員が
デザインを提案

研究所、営業、販促など、異なる部署を横断して立ち上がったプロジェクトチームは、社内公募でデザインを募ることを決断。対象は全世界の従業員。1987年の3月から4月の間に世界各地から約7800件の作品が集まった。その中から新ウイングマークにふさわしいデザイン案が選ばれた。

プロダクト PRODUCTS