羽根を減らして
再現性を重視
羽根を減らして
再現性を重視
MORE CONSISTENCY.
1955年から使われた、
一翼に"HM"があしらわれた
ウイングマーク。
時期や製品によって、
羽根のあしらいを
少しずつ変化していたが、
ついに、普遍的なウイングマークが
定められた。
翼としてのリアリティーの追求ではなく
Hondaブランドを表現するべく、
シンプルながらも躍動感のある
シンボルマークとなった。
ウイングマーク
改定の意図は、
再現性を得ること。
1960年に誕生したHonda Engineering Standard(HES)と呼ばれるHondaの技術規格。「性能の優れた製品を迅速・確実に生産するため」に定められたHonda社内のこの規格基準に、ウイングマークもあてはめられた。HESをクリアするために、小さな表示でもつぶれないように羽根の枚数を減らし、各パーツの寸法を指定した。これによって再現性のあるマークになったのだ。
本田技研工業の社標として。
規格として定められたウイングマークは、グローバルな事業展開を始めていた本田技研工業の社標としても正式に制定。2000年まで社標として使用された。
ドリーム CB750FOUR 1969
1968年の東京モーターショーで、排気量、最高出力、最高速のすべてにおいて並外れたハイパフォーマンスマシンが発表された。量産車としては世界初のOHC並列4気筒のパワーユニットを搭載し、そのスペックはライバルの追随を許さない圧倒的なものだった。日本国内では「ナナハン」という言葉までも生んだ。現在に続くマルチシリンダー全盛時代の先駆けであり、真にHondaの名を世界に知らしめたモデルといえる。
ベンリイ CB90 1970
1960年代後期、日本のオートバイ市場では90ccの人気が高まり、各社が新型車をつぎつぎと発表。Hondaもすでに出していた扱いやすいモデルに加えて、高性能スポーツモデルの導入を決定、日本のみならずアメリカ市場向けも考慮した新開発を行った。それにより誕生したベンリイ CB90は、従来の90ccのモデルで採用していた水平型エンジンから、直立型の単気筒エンジンを採用。フレームもプレスバックボーンタイプから剛性にも優れたダイヤモンドタイプを採用。5速ミッションの採用や、最高出力10.5PSなど、ハイパフォーマンスな90ccモデルとなったことに加え、スタイリッシュな外観によってたちまち若者たちに支持された。