Honda SPORTS
大会結果
去る1月1日、「ニューイヤー駅伝 第49回全日本実業団対抗駅伝競走大会」が群馬県で行われました。前橋市の群馬県庁をスタートし、同県中心部を周回して県庁に戻る7区間100kmのコースに、今回は各地区予選を勝ち抜いた37チームが参加。21年連続22回目の出場となるHondaも3位入賞を目指し、エース・藤原を核に、完璧な布陣で臨みました。
まず1区は、スタート直後の混戦の中、山口が冷静な走りを維持し、日本人3位の好位置に。続く2区は、各チームのエースランナーが集う、ニューイヤー駅伝の最長区間。ここで藤原は粘り強い走りを見せ、8位でたすきリレー。
次に、なだらかな下りが多く、外国人ランナーが多く配される3区。毎回「誰がゴボウ抜きを演じるか」が見どころとなるこの区間で、ギルマは前半からハイペースでとばし、順位を4つ引き上げました。その勢いを受け、4区の加藤が区間2位の力走で4位の座をキープ。
5区は、6km余りの緩やかな上りが続き、しかも今回、強い向かい風が選手を悩ませたこの難コースで、秋山は5位で次区間へ。序盤小刻みなカーブが多く、また風の影響も受けやすい6区でも、野田が5位をキープ。
そして、最終7区。アンカー・堀口は序盤から快調なペースで追い上げ3位集団の日清食品、カネボウを捕らえ、ゴール付近まで大接戦を展開。僅か7秒の差で3位入賞を逃したものの、6位を上回る5位入賞を遂げました。また堀口は、今大会Honda勢唯一の区間賞を獲得しました。
なお、レースは最終区までの激しい競り合いの末、コニカミノルタが前回覇者の中国電力を下し、2年ぶりの優勝を遂げました。
当日はたくさんの方々のご声援、誠にありがとうございました。7人全員が10位以内を維持し、また現コースでのチーム新記録(4時間50分48秒)も達成するなど、確実にチーム力は上がっております。今後とも暖かいご声援をよろしくお願いいたします。」
チーム順位
順位 | チーム | タイム | 前回順位 |
---|---|---|---|
1位 | コニカミノルタ(東京) | 4時間48分57秒 | (2) |
2位 | 中国電力(広島) | 4時間49分44秒 | (1) |
3位 | 日清食品(東京) | 4時間50分41秒 | (3) |
4位 | カネボウ(山口) | 4時間50分45秒 | (9) |
5位 | Honda(埼玉) | 4時間50分48秒 | (6) |
6位 | スズキ(静岡) | 4時間54分11秒 | (18) |
7位 | トヨタ自動車(愛知) | 4時間54分12秒 | (5) |
8位 | 富士通(千葉) | 4時間54分16秒 | (8) |
個人タイム
区間 | 選手名 | 個人順位 | 記録 | 通過順位 |
---|---|---|---|---|
1区・12.3km | 山口 洋司 | 区間7位 | 34分52秒 | 7位 |
2区・22.0km | 藤原 正和 | 区間9位 | 63分53秒 | 8位 |
3区・11.8km | テスファイ ギルマ | 区間7位 | 32分13秒 | 4位 |
4区・10.5km | 加藤 俊英 | 区間2位 | 29分48秒 | 4位 |
5区・15.9km | 秋山 羊一郎 | 区間8位 | 48分20秒 | 5位 |
6区・11.8km | 野田 道胤 | 区間9位 | 35分06秒 | 5位 |
7区・15.7km | 堀口 貴史 | 区間1位 | 46分36秒 | 5位 |
7区間・100.0km | Honda | 5位 | 4時間50分 48秒 | 5位 |