こどもの交通事故の40%以上は、自動車乗車中に起きています(右図参照)。衝突や急ブレーキを踏んだはずみで、座席から転倒したり、全身を強打したりすることも。だからこそ、チャイルドシート、ジュニアシートをきちんと使用し、危険から身を守ることが大切なのです。
道路交通法では、6歳未満のお子様はチャイルドシートの使用が義務づけられています。さらに、身長約150cmまでのお子様は、ジュニアシートが必要です。シートは、「乳児用」「幼児用」「学童用」の3タイプがあります。お子様が大きくなったら、チャイルドシートもそれに合わせることが必要です。
出典:JAF はじめてのチャイルドシート クイックガイド
今日はクルマでお出かけ。
でも赤ちゃんはご機嫌斜め。
ママに抱っこされたいのか、泣き出してしまいました。
「チャイルドシートにくくりつけられてかわいそう。
抱っこしてあげたら?」とおばあちゃん。
ママはちょっと困り顔です。
するとパパが「チャイルドシートは、身を守ってくれるもの。大切なわが子に装着するのは親の責任だよ」と
おばあちゃんに説明しました。
パパの言葉に、おばあちゃんは納得のご様子。
「パパ、ありがとう」と心の中でつぶやくママ。
赤ちゃんもいつの間にか泣き止みました。