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漫然運転を説明するイラスト

vol.1「ぼんやり」に潜むキケン原因:漫然運転という落とし穴

漫然運転を説明するイラスト
前見とるのに、なんでぶつかりそうになるんや!(怒)

さては考えごとしとったな〜

エネルギーをぎょうさん消費する脳は、運転中に考えごとしよると、省エネのためにそっちを優先してしまうんや。
だから運転への注意が薄れる。これが「意識不在」の状態といって、漫然運転の典型的なパターンやで!

  • 意識不在のワナ

    脳は一度にたくさんのことはこなせへん。運転中に考えごとしよると、運転への意識が低下するんは避けられんことなんや。

  • 安全状態のワナ

    変化の少ない安全な状況が続くと、脳は意識的に思考を減らして“省エネ”モードに入る傾向があるんや。

  • 体調管理のワナ

    軽い眠気とか身体の疲れがあると、注意力や反応速度が低下するんや。だから、考えごとせんでも、意識がぼんやりしてしまうんや〜

今すぐできる漫然運転防止
5つのアクション(対策)はこれや

  • 運転中は運転に集中と決めや!
  • 運転前に頭の中を整理せや〜
  • 15〜20分ごとに深呼吸で集中力UP
  • 音楽や外気で脳に刺激を与えるんや〜
  • 疲れたら迷わず休憩や〜

脳の意識低下せんように工夫をすること、
ぼんやりしてきたらすぐ休むこと。
運転を欲張らん意識が、
キミの未来を守るんやで〜

漫然運転とかけて、勢いよく燃えるガスコンロと解く。そのこころは・・どちらもボーッとしています。漫然運転とかけて、勢いよく燃えるガスコンロと解く。そのこころは・・どちらもボーッとしています。

まとめ

・ 漫然運転は、気づかないうちに落ち入ってしまう危険な運転状態

・ ほんの一瞬の無意識が重大事故につながることがある だからこそ「今、集中できているか?」と自分に問いかけるセルフトークが、命を守る行動につながります。同乗者に声をかけてもらう、音楽や外気で気分をリフレッシュするなど、意識を保つ工夫が大切です。 そして何より、意識が低下したと感じたら、迷わず休憩をとる勇気を持ちましょう。

よくある質問

Q. 漫然運転とはどんな状態ですか?

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A. 漫然運転とは、運転中に注意力や集中力が低下し、ぼんやりとした状態で運転することです。ドライバーは顔を前に向けていますが、実際には周囲の状況に注意を払っていない状態です。

Q. 漫然運転が起こりやすい時間帯や状況は?

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A. 漫然運転が起こりやすい時間帯としては、眠気や集中力低下が起きやすい、深夜から早朝にかけて(深夜2〜5時)と、食後の血糖値変動などにより急にぼんやりすることがある午後の眠気時間帯(13〜15時)です。また、状況としては、高速道路や郊外の直線道路など、変化が少ない道や、渋滞やノロノロ運転のときなどに刺激が少なく集中が切れやすいため起こりやすくなります。

Q. 漫然運転を防ぐためにできる簡単な対策は?

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A. 漫然運転は、気づかないうちにボンヤリして集中力が落ちている状態なので、15〜20分おきに脳に刺激を与えてリフレッシュすることが簡単な対策となります。それでも眠くなったり、集中力がとぎれてきたと感じたときは、迷わずすぐに休憩を取ることも重要です。

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