Honda Designは、「人々の暮らしや生活が豊かになるといいな」と想いながら、様々なデザインを描く事が大好きな人間の集まりです。デザインという我々の得意な分野を活かして社会に貢献していきたいと思っているので、社会貢献の一つとして、次世代(小・中・高生、大学生など)育成活動にも取り組んでいます。未来を担う子どもたちには「デザインって何?」というところから、デザイン思考で課題を解決したり、ビジュアルで人に想いを伝えたりすることの面白さを知って欲しい。その経験が、子どもたちの将来の夢や可能性を広げることにつながればと思っています。
クルマやバイクなどの商品開発をする際、私たちはモノをデザインするのではなく、“誰にどのような体験してほしいか”というコンセプトをまず固めていきます。例えば目指すものが“笑顔”だとしたら、「笑顔にするためにはどのようなデザインがいいのか」を考えます。 “人のために”ということを本気で考えて取り組むのがHondaだと思っているので、モノありきの発想ではなく、“コトづくり”からスタートするよう常に心がけています。今回、2代目グリコワゴンをデザインする際も、そこをまず第一に考えました。(浅井)