「水源の森」保全活動

豊かな水を育む森を、地域の方と共に。「Honda 水源の森活動」 秩父の豊かな自然を次世代へ。

Hondaでは、1999年より従業員とその家族、OB・OGによる継続的な森林保全活動「水源の森」を行っています。今回は2016年より新しく加わった秩父で、植林後の手入れとして草刈りを行いました。その活動の様子を社会活動推進室の山口と地域人事部 総務課の平山がお伝えします。

開催日:2017年6月10日(土)
埼玉県秩父市 秩父市有林(1.57ヘクタール)
晴れ

参加人数100人 参加団体 Honda、ボーイスカウト(秩父1団、入間2団、朝霞1団)、秩父市役所 環境部、埼玉県農林振興センター、社団法人埼玉県農林公社、公益社団法人OISCA

今回は私たちがご案内します

担当の山口です。
今回は新しい山 秩父での開催。
どんな森になるのか、今から楽しみです。総務部 社会活動推進室山口 耕人

こんにちは、平山です。
今日は地元のボーイスカウトの方々と一緒に
活動を行います。ホンダ初の試み。
その様子をどうぞご覧ください。地域人事部 総務課平山

埼玉県、秩父市、そしてHondaが育む新しい森 秩父

私たちの命をつなぎ、生活に欠かせない水。この大切な水資源を守るためにHondaが取り組んでいるのが「水源の森」活動です。全国8カ所で展開している「水源の森」に、2016年より新しく秩父の高篠峠が加わりました。この山は、埼玉県、秩父市、Hondaの三者が協定を結び、地域の皆さんと一緒に育てていきます。

地元のボーイスカウトの皆さんと一緒に、いざ草刈り!

梅雨の合間の晴天の下、Honda従業員をはじめ、地元のボーイスカウトの皆さんと100人ほど集まりました。「水源の森」活動をこの規模で行うのは初めてです。Honda従業員は3チーム、ボーイスカウトは2チームに分かれて、作業開始です。
作業には長さ1.5mもある立ち鎌を使います。この大きな鎌を使うのはみんな初めて。最初はおっかなびっくり使っていた人も、慣れてくるとスパン、スパン!と軽快に草を刈っていました。

  • 1.5mの立ち鎌は、森での草刈りの強い味方です。

山の傾斜に沿って草を刈っていくのは大変ですが、振り返るときれいに刈られた跡が目の前に広がり、達成感が湧いてきます。当日の最高気温は32度でしたが、山の中腹から吹く心地よい風が作業の疲れを癒してくれました。
立ち鎌の切れ味も手伝って、草刈りはあっという間に終了です。草刈りのあとは、昨年の秋に植樹した苗木に印をつけて、今回の作業は終わりです。

  • 苗木の位置がわかるように、目印をつけ直します。
  • あんなにたくさん生えていた雑草が、きれいに刈られました。

みなさん笑顔で楽しそうに作業をしていましたね。草刈りも森を育てていくには大事な作業のひとつ。今回の活動で、森を作っている実感が湧いてきたのではないでしょうか?それでは実際に参加した人に話を聞いてみましょう。

参加者の声

コーポレート知的財産部 式田さん今回は久しぶりに「水源の森」活動に参加しました。草を刈ってきれいになった山を見ると充実感と清々しい気持ちになりましたね。
Hondaの社会活動は、一度参加すれば、その良さが伝わるからでしょうか、リピーターが多いと思います。
今回のように地域の方々と一緒に作業をすることは、従業員のご家族だけでなく、地域の方々とお知り合いになったり、お話できたりと嬉しいことが多いですね。まだの方は、ぜひ参加してほしいです。

業務監査部 宮田さんご家族宮田さん社会貢献活動や環境には元々興味があり、今回家族で参加しました。
自然環境を保護していくことはとても大切なことなので、今後もできるだけ水源の森活動に参加したいと思います。
娘さん来年から社会人になるので、いい親孝行になると思い参加しました。
自然の中で大きな鎌を振るうことはまずないので、とても新鮮で刺激的な体験でした。

人事部 丸山さん地域の方々と活動するのは、Hondaとお客様との新しいつながりが増えると思うので、とてもいいことだと思います。今日、草を刈ったエリアがどういう風になるのか、興味がありますね。

総務部 黒田さん立ち鎌の切れ味が抜群で、使っていて気持ち良かったですね。草を刈った跡を見ると、作業をしたという充実感が湧きました。従業員が、社会活動で体を使って汗を流す。これこそがHondaらしさだと思います。

人事部 斎藤さん過去に中国の植林活動に参加しましたが、今回の秩父は傾斜があり、やはり作業するにはきつかったですね。その分、刺激的だったと思います。中国では、Hondaのチームワークを作ろうということで、植林活動を行いました。日本でも社会活動を通じて、Hondaのチームワークの輪が広がるといいですね。

従業員からは「今度はいつ森林活動をやりますか?」などたくさん反響がありました。活動を通じて、Hondaが大切にしている「自ら汗を流して貢献する」が、広がっているんだな、と思うと嬉しいですね。最後にボーイスカウトの方たちにもお話を伺いましょう。

新井正人さん(高校2年生)今日は暑くて作業は大変でしたが、地元に貢献していると思うと、とても有意義な経験をしたと思います。

板橋龍之介さん(高校2年生)私たちが活動することで、地球の空気や水がきれいになると考えると、今日はとてもいい活動ができたと思います。

磯崎しのさん(高校3年生)森林や環境に関わる活動がしたくて参加しました。暑くて、草がいっぱいで大変でしたけど、楽しかったです。

左から新井正人さん、板橋龍之介さん、磯崎しのさん

水源の森活動を通して育まれていく、環境への意識。

今回は初めて参加する人が多かったのですが、「楽しかった」「気持ちよかった」という感想をたくさん聞きました。森林での活動が初めての人も、何度も参加しているベテランの人も、今回の活動を通じて、森を再生することの大変さや、環境に対する意識が高まったのではないでしょうか。この秩父は、8年ほどかけて山の再生に取り組んでいきます。Hondaは秩父での活動を通じて、地域の皆さまとの繋がりの輪を広め、絆を深めていければと思っています。豊かな自然を未来に受け継いでいくために、Hondaは秩父をはじめ、全国9カ所の森林を守っていく活動を続けていきます。

豊かな水を育む森を次世代へ「緑のダム」とも言われる森は、雨水を蓄え、きれいな水を作ります。
Hondaは、従業員とその家族、OB・OGによる継続的な森林保全活動を、
全国9ヶ所の「水源の森」で行っています。

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