“素足で歩ける砂浜を次世代へ”
その想いからスタートしたHondaビーチクリーン活動。
これまで、全国さまざまなビーチで、地域の皆さまと共に、
ビーチクリーン活動を続けてきました。
そして今年、創立75周年を迎えたHondaは
これまでの地域の皆さまへの感謝の気持ちを込めて、
ゴミ拾いにスポーツ要素を取り入れたスポGOMIを初開催。
Hondaグループの従業員、Honda公式スポーツクラブ、
地域の皆さまが、まるで一緒にスポーツを楽しむように、
力を合わせてゴミ拾いに汗を流しました。

“技術で人の役に立ちたい”という想いでHondaが独自開発した「ビーチクリーナー」を使い、砂浜をきれいにする清掃活動。
2006年に始まり、これまでに全国200カ所以上で実施。今では年間7,000人を超える地域の皆さんとHondaグループがともに行う活動へと成長しています。

「スポーツで、街をキレイにする!」
スポGOMIは、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツです。
6.4
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三重ホンダヒート
(ラグビー部)


好天に恵まれたこの日、初めての「Honda Beach Clean with スポGOMI」を大分県の田ノ浦ビーチで開催しました。子どもから大人まで、さらにラグビー部も加えた全14チームで拾ったゴミの量を競います。開会式、スポGOMIのルール説明、チーム分けと作戦会議、準備運動をした後、「ゴミ拾いはスポーツだ!」の掛け声で競技スタート!
この日は車いすで砂浜の上を移動できるビーチマットも用意しました。ある男の子は「車いすで砂浜へ行ったことはなかったので最初は怖かったけど、
とっても楽しい!」とにっこり。
チームみんなで力を合わせて、大きなゴミを拾ったり、砂の中に埋もれたゴミを探したり…。砂をふるいにかけると、目だけでは見つけられなかったマイクロプラスチックゴミが見つかり、砂浜の抱える問題についても実感しました。

ビーチクリーンの後は、きれいになった砂浜で、三重ホンダヒートの選手たちと参加者によるスポーツレクリエーションの時間です。みんなでラグビーボールをつなぐ速さを競う「ボール回し」や、「ビーチフラッグ」「腕相撲」などを楽しみ、大盛り上がり!
最後に、ゴミをより多く拾ったチームを表彰し、みんなで健闘を称え合ってイベントは終了。一生懸命チャレンジし、砂浜で汗を流した参加者たちの表情は、清々しさでいっぱいでした。


※1「障がいに関係なく、誰もが活躍できる社会にしたい」と設立された特例子会社
※2 障がいのある子ども達のスポーツ活動を支援しているNPO法人
大分県ホンダ会 伊嵜利幸さん
チームでゴミを拾うというスポーツ的な要素がとても楽しかっ
たですね。私たちHondaの販売店は地域の方々に支えられてお
り、常に何か還元できないかと考えています。
普段は月に1回、販売店周辺の清掃活動をしていますが、今日
のビーチクリーン活動を通して、今後はさらに活動地域を広げ
ていければと思いました。
ビーチクリーン活動にはこれまでも参加したことはありましたが、
スポGOMIは今日が初めて。やってみると「チームみんなで
達成感を味わえる」というラグビーとの共通点がありました。
一人で味わう達成感より、みんなで味わう達成感の方が
強いと思うので、その意味でも今日はとても
楽しい一日になりました。このような
機会があれば、またぜひ参加したいです。
三重ホンダヒート 呉洸太 選手
キッズスポッチャ
吉田健朗さん(写真右下)
長い棒切れを使って海の中の大きな袋みたいなゴミを拾った
のが楽しかった。それから、みんなでラグビーボールを回し
ていく遊びも面白かったです。ラグビー選手のお兄さんに
おんぶもしてもらいました。すごく背中が
大きくてカッコよかった!
Hondaが75周年を迎えたことを機に、「ビーチクリーン活動に新たな価値を見出だせないか」と考えました。そこで取り入れたのが、スポーツの要素です。
活動に参加する皆さまに「砂浜がきれいになって良かった!」という達成感を味わっていただくだけでなく、心身のリフレッシュと健康推進につなげていただけるようにと企画しました。
またHondaは、障がいのある方も健常者もボーダレスに暮らせる社会の実現を目指しています。
本日参加された皆さまが生き生きとゴミ拾いやスポーツ交流をされている姿を見ることができ、本当に良かったです。
今後もいつも支えてくださる地域の方々に感謝しながら、社内外で社会貢献活動に取り組む仲間を増やし、さらに活動の幅を拡げてまいります。
本田技研工業株式会社
人事統括部部長 安田啓一
6.4
sunWith

Honda FC
(サッカー部)


清々しい青空のもと、静岡県の浜名湖でクリーン活動スタート!
Honda従業員に加え、Honda FCのスクール生も参加しました。
浜名湖では毎年、湖岸を一斉清掃する「浜名湖クリーン作戦」が行われています。主催は周辺自治体(浜松市・湖西市)や商工会、観光協会、企業等で構成する「浜名湖をきれいにする会」です。

今回はHonda創立75周年をふまえ、「浜名湖クリーン作戦」とのコラボイベントを企画。Hondaの細江工場周辺を中心に、落ちているゴミや自治体が事前に刈っておいてくれた草を参加者みんなで拾い集め、一緒に気持ちいい汗を流しました。
活動後は、Honda FCとのスポーツレクリエーションも。参加者は頭と身体の遊びやボール運び、ミニゲームなどを楽しみ、笑顔あふれる一日になりました。
トランスミッション製造部 浜松工場
アルミ鋳造機械Mo 川出真也さん
このような活動に参加する機会がなかったので、今日
はとても楽しかったです。こういった活動をこれから
も継続してやっていけるといいなと思います。
6.10
satWith

三重ホンダヒート
(ラグビー部)

Honda
鈴鹿 硬式野球部


遠浅の海が人気の三重県鼓ケ浦海岸で「Honda Beach Clean withスポGOMI」を開催! 地元の方々と鼓ヶ浦中学校の生徒達、Hondaと関係会社のに加えてHonda公式スポーツクラブの三重ホンダヒートとHonda鈴鹿硬式野球部の選手達が参加しました。
砂浜のゴミを手で拾い集めて汗を流した後は、ラグビー部と野球部の選手達による特別企画『海岸清掃DEじゃんけんPON!』を実施。 これは拾ったゴミを計量して規定量を上回ったら選手とじゃんけんし、勝った人には景品がプレゼントされるゲームで、会場は大いに盛り上がりました。続いて行われた『綺麗になった砂浜でスポーツを楽しもう!』では、ラグビーボールを手にした選手達と参加者が楽しく交流。終了後に「ゴミの手拾いだけで、砂浜はこんなにきれいになるんですね」などの声が参加者から聞かれて、充実した活動となりました。

鈴鹿総務課 山岸幹直さん
今回のビーチクリーン活動はとても新鮮でした。地元の中学生や地域の皆さんと、鈴鹿が誇るラグビー部・野球部の選手とのスポーツ交流があり、じゃんけん大会を交えながらゴミ計量に挑むゲームが行われて、おもしろかったです。
ビーチクリーナーの出番は無かったので砂の中のゴミまでは
回収できませんでしたが、素足で歩ける砂浜を未来の子ども達に残すために、次回はATV+ビーチクリーナーで
もっときれいにしたいですね。
6.24
satWith

Honda
熊本 硬式野球部


熊本県では26回目となるHondaビーチクリーン活動。今回は創立75周年を迎えるHondaが、地域への感謝の気持ちを込めた特別企画として、200人を超えるHondaと関係会社の従業員、地域の方々、そしてHonda熊本硬式野球部が参加し、手拾いしたゴミの種類や量で競い合う「スポGOMI」を開催しました。
大きな流木から小さなマイクロプラスチックまで、チームに分かれてゴミを拾い、楽しく競い合います。「砂浜のゴミが宝に見えてきた!」という参加者の声も聞かれました。
ビーチクリーナーで砂に埋もれたゴミまで回収した後は、野球部の選手と参加者で、ボールを投げて点数を競うストラックアウトや、ぐるぐるバットからのビーチフラッグなどで大盛り上がり!きれいになった砂浜で、 参加した皆さんとHondaが一体となって交流を楽しみました。

熊本県ホンダ会 森田会長
Hondaと地域の方々が協力して継続して
きたビーチクリーン活動を、今年も開催することができました。
地域の皆さまと気持ちを1つにして砂浜を
きれいにするこの活動は、喜びを感じます。
芦北町商工観光課の皆さまをはじめ、Honda関係者、
地域の皆さまなど、本当に多くの方々にご協力いただいて
感謝しています。ありがとうございました。
7.8
satWith

Honda Reverta
(ソフトボール部)


小雨がぱらつく曇天模様の中、「Honda Beach Clean with スポGOMI」を栃木県鬼怒川緑地運動公園で開催しました。今回は川での初開催。Honda従業員とその家族、さらにソフトボール部を加えた全9チームが、河川敷で拾ったゴミの量を競い合います。Honda Revertaの下村歩実選手による選手宣誓が終わると、チームで作戦を練り、早速ゴミ拾いを開始。
蛙やバッタが飛び交い、緑が茂る河川敷にはペットボトルや空き缶の他、バーベキューゴミと思われる貝殻や網、なんと灯油タンクなどのいろいろなゴミが散在。また、タバコの吸い殻も意外に多く、「全然減らないよ~」と言いながら吸い殻を一生懸命拾う子どもを大人が手伝うなど、チームで協力しながらゴミを拾っていきました。

河川敷をきれいにした後は、スポーツ交流イベントを開催。心身を整えるヨガイベントの他、Honda Revertaによるスポーツイベントでは、選手が投げたボールを打つゲームやかごにボールを投げ入れて数を競うゲームが行われ、選手の技に感嘆の声があがる場面も。子どもも大人も時間を忘れて夢中になったひと時でした。
最後はスポGOMIの表彰式が行われ、全チームが互いの健闘に拍手を贈り合い、イベントが終了しました。ゴミ拾いとスポーツで達成感と充実感を得た参加者たち。「また参加したい!」という声が何よりもそれを物語っていました。


五十嵐司さん 高橋裕紀さん
藤井優作さん
仕事だけでなく、個人でも環境のためにできることがしたくて元同僚と一緒に初めて参加しました。普段会えない方たちとふれあえましたし、スポGOMIも競技性があって面白かったです。
社会貢献活動は一人だとハードルも高く感じますが、
こうした活動なら誰でも参加がしやすいですよね。
一人ひとりの力が集まれば、もっと大きな貢献が
できるんじゃないかと思います。
最初は乗り気じゃなかった子どもたちも、当日できた友達と一緒にゲーム感覚でゴミ拾いを楽しんでいました。
川をきれいにすることが、結果的に海をきれいにすることに
つながる。そんなことにも気づくことができた、
良い機会だったと思います。今日は川をきれいにできて、
スポーツイベントも楽しめて大満足です!
良い取り組みだと思うので、今後は社内だけじゃなく、社外の方と一緒に活動していけるようになるといいですね。
竹折浩樹さん 恭佑さん 駿佑さん
Honda Reverta
下村歩実 選手
初参加でしたが、川にこんなにゴミがあるなんて驚きました。
スポGOMIは、ゴミの分別について学べる上、
体を使うので健康にもつながる取り組みですね。
チーム戦なのでコミュニケーションを楽しみつつも
白熱した試合になったと思います。
また、Hondaの公式部がコラボすることで
従業員同士の接点も増えますよね。
より多くの方と親交を深めていけたらうれしいので、
これからも率先してこうした取り組みに参加していきたいです。
9.30
satWith

Honda 陸上競技部

Honda 硬式野球部


創立75周年を迎えたHondaが、地域への感謝の気持ちを伝えるために始めた「Honda Beach Clean with スポGOMI」も、いよいよ最終回。神奈川県由比ガ浜海水浴場でHonda従業員とその家族、株式会社研進、社会福祉法人進和学園、さらにHonda硬式野球部とHonda陸上競技部の200人近い参加者たちがチームを組み、まだ夏の暑さが残る広い浜辺でゴミを拾って競い合いました。
チームでの作戦会議後、早速ゴミ拾いがスタート。遠目ではきれいに見える浜辺でも実際によく見ると、砂に埋まりかけたビニールゴミが。さらに砂ふるいで砂を取り除くと、細かいプラスチックゴミも次々と発見。スポーツ部メンバー等のリーダーシップの下、子どもも大人も一生懸命ゴミを拾い、あっという間にゴミ拾いタイムが終了しました。
浜辺をきれいにした後は、スポーツ交流イベントです。ヨガのほか、陸上部はミニハードルを使った基礎トレーニングを子ども達に指導。また、野球部はボールを投げてボードを抜く「ストラックアウト」やキャッチボール、ビーチフラッグなどを実施。夢中になって取り組む姿からは、スポーツを通して参加者同士の仲が深まったことが伺えました。

最後はスポGOMIの表彰式。会場はお互いの健闘を称える拍手と達成感に満ちた笑顔に包まれました。
ゴミ拾いとスポーツ、そして参加者同士のふれあいによって、きれいになった浜辺。参加者たちの笑顔の余韻を残し、今年最後のスポGOMIが終了しました。
※障がいのある方が就労する社会福祉法人進和学園はHonda四輪車部品の一部の小組も行っている
吉原明里さん 昆安里紗さん
藤原みかさん
前回熊本県で参加したスポGOMIが楽しかったので、今回また参加しました。一見きれいな浜辺でも掘ると細かいプラスチックゴミが砂に混じっていて、おどろきました。でも、宝探し感覚で楽しみながらゴミ拾いができました。仲の良い友達以外の方と交流を持てたこともうれしかったですし、「ちょっといいことしたな」という達成感を得られたり、終わった後に地域のお店にも立ち寄ったり、この活動があるだけで一日が楽しくなります。楽しみながら地球も良くしていけるこんな活動なら、これからも参加したいです。
「Hondaさんからお声掛けいただき、初参加しました。普段から部品の製造などお仕事でつながりはあるものの、今回こうやってお仕事以外の所でつながりを持てたことがうれしいですし、チームHondaの一員として参加させていただけたことは障がいを持つ方も含めた私達にとって大きな励みになりました」(渡辺さん)
「普段話すことのない方達とお話して緊張しましたが、楽しかったです。ゴミもたくさん集めて準優勝できてうれしかったので、また機会があれば参加したいです」(高橋さん)
株式会社 研進
(社会福祉法人
進和学園)
渡辺真司さん
社会福祉法人
進和学園
高橋智也さん
Honda硬式野球部
津田翔希選手
今回のような社会貢献活動は初参加でしたが、得点を競い合い、スポーツの要素が加わることでゲーム性を持って楽しくゴミ拾いに取り組めました。環境がきれいになるのももちろんですが、普段交流する機会のないいろんな方達と仲良くなれたことが何よりもうれしかったです。また、野球部の活動を知っていただく良いきっかけにもなったと思います。皆さんが盛り上がってくれることが、僕達の励みですし、それがあるから僕達も頑張れます。Hondaは世界に誇れる会社だと思うので、率先してこうした活動を行ってほしいですし、また機会があれば、積極的に参加したいです。
コーポレート管理本部長
藤村英司
Hondaは、今年創立75周年を迎えましたが、今年のHondaビーチクリーン活動には、約5,000人の方が参加してくださいました。
Hondaでは、「社会や地域とのつながりを大切に」という創業期からの想いのもと、貧困や病気で苦しんでいる人への支援や環境保護、交通安全の普及など、世界中で地域に合わせたさまざまな活動に取り組んでいます。
どの活動も、Hondaの誰かが人や社会のためにできることは何かを考え実行し、自然と根付いていったもので、そのようなHondaの文化が大切だと思っています。
製品開発もそうですが、人と人とがつながりを持ち、考えをぶつけ合うことで新しい価値が生まれます。
今回の活動がそのきっかけになることも期待しながら、次の創立100年に向け、これからも活動を続けていきます。

Hondaの創立75周年を機に、
今回開催した「Honda Beach Clean
with スポGOMI」では、
みんなでスポーツを楽しむように
力を合わせてゴミ拾いに汗を流し、
その姿に新しい社会貢献と
コミュニケーションの
形が見えました。
Hondaはこれからも地域の皆さまへの
感謝を胸に、
手をたずさえて、
共に社会貢献活動に
取り組んでまいります。
