ニュースリリース

2001年02月16日ニュースリリース

4ストローク 225馬力船外機「BF225」プロトタイプを マイアミ国際ボートショーにて発表

本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州 トーランス、社長:雨宮 高一)は、2001年2月15日(現地時間)に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

ご参考

 Hondaは、2月15日から20日まで米国フロリダ州マイアミで開催されている第60回マイアミ国際ボートショー(The 60th Miami International Boat Show & Strictly Sail Miami)において、4ストローク船外機としては世界最大馬力の「BF225」プロトタイプを発表した。 

4ストローク225馬力船外機 「BF225」プロトタイプ

4ストローク225馬力船外機 「BF225」プロトタイプ

 「BF225」は、4ストローク V型6気筒エンジンを搭載し、世界で最も厳しい排出ガス規制である米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年度排出ガス規制値を大幅にクリアする(社内達成値)高い環境性能を有すると共に、海洋から湖沼まで幅広い使用に応える船外機である。このプロトタイプをベースに開発される量産モデルは200馬力と225馬力の「BF200」「BF225」として、米国では2002年初旬から、日本では今秋の発売を予定している。「BF200」と「BF225」の追加により、Hondaの4ストローク船外機ラインアップは2馬力から225馬力までの15機種となり、河川や湖沼から海洋クルージング、スポーツフィッシングなど、より幅広いニーズに応えられるものとなる。 

 Hondaは1964年のGB30(4ストローク 4馬力船外機)の発売以来、一貫して燃焼効率に優れた低燃費、クリーンな排出ガスの4ストローク船外機を生産・販売。今後も二輪・四輪・汎用製品の開発で培われた高い4ストロークエンジン技術をベースとして、船外機全機種を2003年までにCARB2008年排出ガス規制値に対応させるなど、環境保全への対応を行なうとともに、より一層の商品力の向上を図っていく考えである。