ニュースリリース

2001年01月18日ニュースリリース

Hondaの2001年シーズン二輪レース参戦体制を決定

 Hondaは2000年シーズンに獲得した二輪の世界選手権シリーズチャンピオン(スーパーバイク、モトクロス、トライアル)タイトル及び、全日本選手権シリーズチャンピオン(モトクロス、トライアル)タイトルの連覇と、シリーズチャンピオンを逃したロードレース世界選手権(500cc、250cc)、全日本ロードレース選手権でのタイトル奪回を目指し、2001年シーズンの世界選手権及び、全日本選手権への参戦体制を以下のように決定した。 

世界選手権シリーズ

ロードレース世界選手権

 ロードレース世界選手権(WGP)への参戦体制としては、昨年7年振りにライダータイトルを逃した500ccクラスに、6台のNSR500が4チーム体制でタイトル奪取に向け参戦し、250ccクラスには2台のNSR250が1チーム体制で参戦する。 

500ccクラス

 500ccクラスに参戦するライダーは、1999年シリーズチャンピオンのアレックス・クリビーレ(ALEX CRIVILLE スペイン)に加え、昨年まで5年間WGPに250ccクラスで参戦していた宇川 徹(TOHRU UKAWA 日本)がタイトル奪回を狙っている「REPSOL YPF HONDA」(レプソルYPFホンダ)から参戦する。また昨年500ccクラスで2勝を挙げランキング2位を獲得した、バレンティーノ・ロッシ(VALENTINO ROSSI イタリア)が「NASTORO AZZURRO Honda」(ナストロアズーロホンダ)より参戦し、初タイトルを狙う。さらに昨年それぞれ2勝を挙げランキング4位のアレックス・バロス(ALEX BARROS ブラジル)と、7位のロリス・カピロッシ(LORIS CAPIROSSI イタリア)が「Honda PONS」(ホンダポンス)より参戦するとともに、新たに昨年まで宇川 徹が所属していた「HARDWICK RACING」(ハードウイックレーシング)から、昨年までイギリス選手権スーパーバイククラスで活躍していたクリス・ウォーカー(CHRIS WALKER イギリス)が参戦する。 

250ccクラス

 250ccクラスに参戦するライダーは、昨年初参戦ながら4勝を挙げチャンピオン争いを演じた加藤 大治郎(DAIJIROU KATO 日本)と、1999年シーズン125ccクラスチャンピオンのエミリオ・アルツァモーラ(EMIRIO ALZAMORA スペイン)が、ファースト・グレシーニ率いる「TEAM TELEFONICA MOVISTAR Honda」(チームテレフォニカモビスタホンダ)から参戦する。 

スーパーバイク世界選手権

    昨年シリーズチャンピオンを獲得した、スーパーバイク世界選手権(WSB)には、昨年同様2台のVTR1000SPWが1チーム体制で参戦する。
 参戦するライダーは、昨年新投入のVTR1000SPWで8勝を挙げ、見事シリーズチャンピオンを獲得したコーリン・エドワーズ(COLIN EDWARDS アメリカ)に加え、昨年までWGP500ccクラスに「REPSOL YPF HONDA」から参戦していた岡田 忠之(TADAYUKI OKADA 日本)が「Castrol Honda」(カストロールホンダ)より参戦する。 

モトクロス世界選手権

 昨年CR250Rを駆ってシリーズチャンピオンを獲得したモトクロス世界選手権には、1台のCR250Rを投入する。
 ライダーは、昨年のシリーズチャンピオンを獲得したフレデリック・ボレー(FREDERIC BOLLEY フランス)が「Pamo Racing」(パモレーシング)より参戦し、3連覇を狙う。 

トライアル世界選手権

    昨年COTA315Rを駆ってシリーズチャンピオンを獲得したトライアル世界選手権には、COTA315RRTLをそれぞれ1台づつ投入する。
 ライダーは、COTA315Rを駆り5年連続シリーズチャンピオンを狙うドギー・ランプキン(DOUGIE LAMPKIN イギリス)と、RTLを駆り2年連続でランキング2位の藤波 貴久(TAKAHISA FUJINAMI 日本)が「MONTESA HRC」(モンテッサHRC)より参戦し、連覇を狙う。 

全日本選手権シリーズ

全日本ロードレース選手権

 ロードレース全日本選手権スーパーバイククラスには、昨年逃したシリーズタイトルを奪取するため2台のVTR1000SPWを1チーム体制で参戦する。

 ライダーは昨年RVF RC45でランキング3位を獲得した玉田 誠(MAKOTO TAMADA 日本)と、ランキング9位の山口 辰也(TATSUYA YAMAGUCHI 日本)が「TEAM CABIN HONDA」(チームキャビンホンダ)より参戦する。

全日本モトクロス選手権

 全日本モトクロス選手権には、昨年のチャンピオン獲得マシンであるRC250Mを2台4ストロークレースマシンCRF450Rを開発目的で1台投入し、連覇を狙う。
 ライダーは昨年のシリーズチャンピオンである高濱 龍一郎(RYUICHIROU TAKAHAMA 日本)と、ランキング2位の熱田 孝高(YOSHITAKA ATSUTA 日本)がRC250Mで参戦し、小田切 一剛(KAZUYOSHI ODAGIRI 日本)がCRF450Rを駆って「TEAM HRC」(チームHRC)より参戦する。

全日本トライアル選手権

 昨年3年連続でシリーズタイトルを獲得した、全日本トライアル選手権には、チャンピオンの藤波 貴久がRTLを駆って4連覇を目指し、世界選手権とのダブルエントリーで「TEAM HRC」(チームHRC)より参戦する。