Hondaは、10月24日(水)から10月26日(金)まで東京ビッグサイトで開催される第28回国際福祉機器展(主催:全国社会福祉協議会 保健福祉広報協会)に、福祉車両・機器を出展する。
今回、Hondaは、誰でも気持ちよく乗れるHonda 「Fun for Everyone. Honda」をテーマに、介護車アルマスシリーズをはじめ、運転補助装置の「Honda・テックマチックシステム」、「Honda・フランツシステム」、さらに電動アシスト自転車「ラクーン」、電動四輪車「モンパル」などを展示する。
また、Hondaの関連会社であるホンダ太陽(株)は、介護用チルト式(シートが後方に傾く機構)車いす新型「ラックス」(2001年7月1日発売)と軽量で扱いやすい「オルディー・コンポ」(試作車)を展示する。「オルディー・コンポ」には、Hondaが開発したパンクしないタフアップチューブ※1を採用している。
Hondaは“人間尊重”の基本理念のもとに、すべての人に運転する楽しさ、移動する自由を提供することを目指してクルマづくりに取り組んできた。Hondaの福祉車両への取り組みは、誰もが快適な生活をおくることが普通である社会“ノーマライゼーション”の考えを基本に進めてきた。Hondaは1976年に、シビックに搭載の運転補助装置「Honda・テックマチックシステム」を発売、1982年には両腕に障害があっても両足だけで全ての運転操作ができる「Honda ・フランツシステム」を発売し、数々の改良を重ねてきた。現在、「Honda ・テックマチックシステム」は、全てのHondaオートマチック車に搭載可能となっている。また、介護車では、1995年にアクティ・アルマスを発売以来、ステップワゴン・アルマス、ライフ・アルマスなど5車種7タイプと、ラインアップを拡充している。
国内の福祉車両市場は、1995年以降、年々増加し、2000年度では約29,000台※2(前年度比119.3%)と拡大傾向にあり、Hondaはあらゆる方のパーソナリティーを大切に、障害や高齢を補助する便利で快適なクルマを提案することにより、自立や夢の実現に貢献したいと考えている。
社会福祉法人「太陽の家」の創設者 故・中村裕博士とHondaの創業者 故・本田宗一郎により、身体の障害のある無しに関係なく、働きやすい理想の職場を目指し、1981年に設立されたHondaの関連会社。従業員の約半数の障害者と、健常者が協力して、品質の高い製品(二輪、四輪、汎用製品の部品)の製造と、福祉機器の研究、開発を行なっている。
ひとりひとりの身体の障害の状況にあわせて運転操作を補助する様々な装置を用意
2001年10月24日~26日 10:00~17:00 入場無料
東京ビッグサイト(有明)
全国社会福祉協議会 保健福祉広報協会
13ケ国1地域 626社
世界の福祉機器の総合展示