埼玉製作所完成車工場には、ビオトープがあります。ここには、カヤネズミや絶滅危惧種のヨツボシトンボ・ゲンジボタル・ヘイケボタルなどの絶滅危惧種が生息しており、モニタリングや保全活動とともに、外来種であるアメリカザリガニ・ウシガエルの駆除などを行っています。
サウスカロライナ州のATV ※1/SXS ※2生産拠点(アメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド)では、多くの野生生物の生息地の改善を実施してきました。敷地内の243エーカー ※3の緑豊かな土地で、適切な森林管理の実施や、アヒルの飼育池、野生動物の餌場、鳥の巣箱、ミツバチの庭や巣箱の設置をしました。こうした取り組みにより、多数の野生の鹿、七面鳥、ボブキャットがこの土地を訪れ生息しています。また水鳥が子育てをするために毎年渡来しています。
※1 ATV(All-terrain vehicle)
四輪バギーとも呼ばれ、オフロード(舗装されていない山道や草地など)を走る車両です
※2 SXS(Side-by-Sides)
サイド・バイ・サイド・ビークルとも呼ばれ、複数人が並んで座ることができるオフロード(舗装されていない山道や草地など)車両です
※3 エーカー(ac)
ヤードポンド法で用いられる面積の単位。1エーカー(約0.4ヘクタール)
ベルギーのアールストにある物流拠点(ホンダモーターヨーロッパロジスティックス・エヌブイ)では、生息地の劣化と遺伝的多様性の欠如によって絶滅の危機に瀕しているブラックポプラを植えて、緑地帯を拡大しました。また、池やインセクトホテル(昆虫のホテル)、給餌所を設置するなど、生息環境を整備することで、生物多様性の維持に貢献しています。
リオ・プレト・ダ・エバにある二輪車のテストコース(モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ)は、アマゾンの熱帯雨林
グジャラート州
※4 Sanjivani van:ヒンズー語