ヒトを起点に、価値創造へ
Hondaは、一人ひとりの夢を起点に、新たな価値の創造と事業変革、そして持続的な企業価値の向上を目指しています。
ヒトを成長の原動力と位置づけ、その可能性を引き出しながら、未来を共に創る挑戦を続けています。
取締役 代表執行役社長
最高経営責任者
三部 敏宏
Hondaは、創業以来「人」をすべての原点としてきました。技術を生み出すのも、変革を起こすのも、人の力です。私たちは、人を中心に据えた経営を実践し続けることで、時代の変化を自らの成長へと変えてきました。
いま、社会や働き方の価値観が大きく変化するなかで、Hondaはこの"人を軸にした経営"をさらに進化させています。創業の精神を礎に、経営・事業・人材のあらゆる戦略を連動させながら、人の能力・意欲・健康・多様性を包括的に高め、個の成長と挑戦の融合を通じて新たな価値を生み出していきます。
Hondaフィロソフィーを礎に、情熱と信念をもって挑戦する多様な人材が互いに高め合い、新たな価値を創造する——この人の力の連鎖こそが、Hondaの未来を動かす原動力です。私たちは、人を中心に据えた経営を深化・進化させながら、社会とともに持続的な成長を実現していきます。
取締役 代表執行役副社長
貝原 典也
Hondaは、モビリティの進化を通じてより良い社会をリードする総合モビリティカンパニーを目指しています。将来にわたって「自由な移動の喜び」を提供し続けるため、「知能化」と「電動化」を軸に事業変革を進めています。社会変化が加速するなか、その実現には、人と組織の変革が欠かせません。
Hondaの人材戦略では、将来の事業構想を見据え、バックキャストの発想で人材ポートフォリオを描き、二つの人材マテリアリティを定めています。ひとつは中長期視点での「従業員の内発的動機の喚起と多様な個の融合」。夢に向かって能力を最大限に発揮できる環境づくりを進め、実力主義に基づく処遇や企業風土改革を推進しています。もうひとつは短中期視点での「注力領域における人材の量的・質的充足」。特にソフトウェアやバッテリーなどの分野で、グローバルに人材を確保し、知識・スキルの拡充を図っています。
これらの取り組みを着実に前進させるため、経営層自らが強いコミットメントを持って人材戦略をリードしています。以下の体制のもと、事業戦略と人事戦略を密接に連動させ、経営・現場・人事が一体となってモニタリングと実行を重ねることで、変革のスピードをさらに高めています。こうした取り組みを通じ、「次のHonda」を創る人的資本経営を全社で実現していきます。
Hondaフィロソフィーを基盤に、情熱を持つ多様な人材が「夢」を原動力に挑戦できる企業であり続けることを目指し、これからも真摯に取り組んでいきます。
全社方針を踏まえ、事業戦略の到達点からバックキャストした将来必要な人材ポートフォリオの形成していきます。Hondaフィロソフィーをベースにしたチャレンジ・融合・成長のサイクルで人と組織の変革を進めていきます。この実現に向けて達成すべきテーマとして、二つの人材マテリアリティを設定しています。
社会から存在を期待される企業であり続けるためには、一人ひとりの夢を起点とした価値創造が必要になると考えています。そのために、人材マテリアリティに紐付く主要テーマを4つ定義し、それぞれに対して達成すべき管理指標を設けています。Hondaフィロソフィーを大切にしながら、一人ひとりの創造力を最大限に発揮し、事業の変革と企業価値向上へ貢献していきます。
注記:上記図にある「全社」はグローバル含むHondaを、「日本」は日本のみのHondaを示します。
2025年3月期実績値
肯定回答率46%(日本)
2026年3月期目標値
肯定回答率60%以上
2031年3月期目標値
肯定回答率65%以上
2025年3月期実績値
3.67pt(5段階)
2026年3月期目標値
-
2031年3月期目標値
-
2025年3月期実績値
2021年3月末対比1.7倍
2026年3月期目標値
2021年3月末対比2.1倍
2031年3月期目標値
2021年3月末対比4.0倍
2025年3月期実績値
年次充足率97%
2026年3月期目標値
年次充足率100%
2031年3月期目標値
年次充足率100%
2025年3月期実績値
-
2026年3月期目標値
グローバルトップ水準
2031年3月期目標値
グローバルトップ水準