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ホンダモビリティソリューションズには、第1ソリューション部、第2ソリューション部、事業管理部の3つの部署が存在します。
今回は、事業管理部部長である渡邉さんにインタビュー。二輪・四輪事業で営業部門のキャリアを積んできた渡邉さんは今、どのような仕事観を持って働かれているのでしょうか。また、ホンダモビリティソリューションズ(以下HMS)の事業管理部ならではのやりがいや面白さについても伺いました。
Profile
ホンダモビリティソリューションズ株式会社
取締役 事業管理部 部長
渡邉 泰礼
1991年に本田技研工業株式会社に入社。二輪直資ディストリビューターでの卸営業を皮切りに、二輪事業企画などを担当。その後、四輪販売会社への出向で直販営業を経験後、国内四輪の営業企画部門で施策の企画・推進や地区営業部にてフィールド機能強化や販売会社の事業体質の強化などに従事。2023年にホンダモビリティソリューションズに出向。
※本田技研工業株式会社(以下、Honda)
「少しずつでも新しいことを生み出していく」
最初に、渡邉さんの現在の業務領域を教えてください。
取締役 事業管理部部長として会社の経営方針、運営の決定や組織管理、資金管理など、業務執行の意思決定を行っています。
また、リスクマネジメントオフィサーとして企業の持続的成長や経営の安定化を阻害する各種リスクについて、危機の発生を回避、また危機発生時の損失を低減するための一連の活動を行っています。
各組織の業務遂行における潜在リスクを先んじて把握・対応し、リスクを極小化することや従業員一人ひとりのリスク意識を醸成するといった役割も担っています。
渡邉さんは親会社のHondaから出向ということですが、HMSへのアサインが決まったときはどういうお気持ちでしたか?
モビリティーサービスという領域は、HMSへの出向前からも少し携わっていましたが、その当時は誰もがやったことが無い新しい領域だからこそのチャレンジングな気持ちと共に、自分自身も経験値がまだまだ足りなかったため、正直不安な気持ちもありました。
実際にHMSであらためてモビリティーサービスに関わり、想像していたとおりというか、想像していた以上に新しいことを生み出すということの大変さを感じている一方で、少しずつでも自分にとって世の中に新しいサービスを生み出していけることは、非常に高いモチベーションになっています。
「形のない「コト売り」へのチャレンジ」
Hondaとホンダモビリティソリューションズではどういったところに違いを感じますか?
本田技研では何事にも基本的なステップやフローがあり、それらが有るがゆえに時間を要することも多々ありましたが、HMSではダイナミックかつ高いスピード感で物事が進んでいく感がありますね。
本田技研はモノづくりをして販売するビジネスには知見がありますが、形のないところから新しいサービスを創出し「コト売り」に挑戦していくHMSとでは、ある意味違いがあって当然なのかなと思います。
またHMSは多様性を持っている人材で構成されていて、これまで各人が培ってきた知見だったり経験を活かして、皆で協業しながらやっていくというところも面白いです。
今後、HMSでどのような展開をしていきたいとお考えでしょうか?
これからのモビリティサービスをつくっていくうえで、一番大事にしたいのはお客様の価値を考えて進めていくことを大切にしたいと思っています。お客様にとっていかに利便性が高く、付加価値のあるサービスを提供できるかを常に最優先に考えています。
日進月歩を繰り返し、事業価値だけでなく、社会価値、環境価値も併せもって新たなモビリティサービスを提供することで、結果としてHMSの企業価値を高めていきたいと思います。
「4年越しに見えてきた感触、経営管理から経営企画へ」
今後、事業管理部ではどのような展開をしていきたいとお考えでしょうか?
まずは事業運営部門である第1ソリューション部、第2ソリューション部を継続的にしっかりとサポートすることが基本と考えています。
HMSは2024年2月に4周年を迎え、経営資源の状況把握など経営管理の機能が備わってきたと感じています。今後はその経営管理機能からさらに一歩踏み出し、経営計画や予算策定に資する経営企画機能の実現に向けて取り組んでいきたいと思います。
モビリティサービス領域は競合他社の進化も早く、いかにスピード感をもって進めていくかが重要なため、「まずはやってみる」で進めていける環境づくりを強くサポートする、時には牽引する役割を担っていきたいと思っています。
最後に、採用候補者の方へのメッセージをお願いします!
まだ誰も実現できていない未来を築くという挑戦は非常に困難なものです。
前記のとおりHMSは多様性の高い集団であり、それぞれ個人が持っているスキルや経験を最大限に活かしていかなければなりませんが、絶対にひとりで実現できることでもありません。
画期的なアイデア、独創的なアプローチも重要ですが、それらがチームとして機能するように柔軟性と協調性を持って対話していくことが最も重要だと考えています。
自身のスキルと経験を活かしながら、個人として、チームとして、そして組織として共に成長しながら、未来のモビリティを創造していく喜びを分かち合える仲間と出会えることを楽しみにしています。