INTERVIEW

Engineer

小室 美紗

先進技術研究所
知能化・安全 チーフエンジニア

2017年キャリア入社

女性エンジニアが、もっと自分らしく働けるように。
チーフエンジニアとして、その“きっかけ”をつくっていきたい。

Honda R&D Woman’s Career

生物系からソフトウェアの世界へ。「これなら、私も続けられる」

大学院では生物・医療系を専攻していました。研究を続けることも考えましたが、実験は体力勝負な場面も多く、「この環境で長く働くのは難しいかもしれない」と感じていました。そんな時に出会ったのが、ソフトウェア開発の世界です。自分の頭と手で、仕組みを作り出すことができる。しかも性別や体力に左右されずに長く働ける。そう感じて、エンジニアとしてのキャリアを選びました。

自動運転、ロボティクス、航空機開発。幅広い分野に挑戦している本田技術研究所に

最初に入社したのは、半導体ベンダーのソフトウェア部門。主にテスト用のソフトウェアを担当していました。次第に、AIとGPUを掛け合わせた開発に興味が惹かれるように。「もっと生活の中に入り込むような製品を作りたい」と思うようになり、BtoC領域、特に自動運転に強い関心を持つようになりました。自動車メーカーを片っ端から調べていく中で、多角的にロボティクスや航空機開発に挑戦している本田技術研究所に惹かれました。「この会社なら、自動運転をはじめとした新しい技術を幅広く経験できる」と感じたからです。

「女性だから」ではなく、「一人の仲間」として

本田技術研究所でまず感じたのは、「人として向き合ってくれる会社」ということ。前職では30人の部署で女性は私一人。今の部署では女性比率は1割ほどですが、若い女性エンジニアも少しずつ増えています。特別扱いされることもなければ、遠慮されることもない。あくまで「一人のエンジニア」として見てもらえている。そう感じるからこそ、肩肘を張らずに自然体で働けています。チーフエンジニアを任されてからは、「女性が働きづらい」と言われる環境を、自分自身の経験から少しずつ変えていきたいと考えています。

集合写真

チーフエンジニアとして、チームの成果を引き出す立場へ

現在は、次世代ロボットの自律走行機能の知能化開発を担当しています。プレイヤーとして開発に没頭していた時期を経て、今はチーフエンジニア(CE)としてチームをまとめる立場に。個人ではなく、組織として成果を出すことが求められるようになりました。私のチームにも女性メンバーもいますし、他部署の女性から相談を受けることもあります。「女性の上司に話を聞いてもらえるだけで安心できる」と言われると、やっぱり嬉しいですね。ロールモデルというほど立派な存在ではありませんが「こういう働き方もあるんだ」と思ってもらえる“サンプル”になれたらと思っています。

女性の感性が、チームやプロダクトに多様性を持たせる

本田技術研究所では、ロボットの「WaPOCHI」など、感情表現のある製品にも携わってきました。実は、表情や効果音などの“かわいさ”を演出する部分は、女性エンジニアが担当しています。細かな気づきや感性がプロダクトの魅力を広げてくれる。そういった場面を見て、「女性が関わる意味」を感じることも多いです。また、チームづくりにおいても、女性の視点を活かせる場面があると思います。周囲に気を配ることが上手な人も多く、チームの空気を和らげてくれる存在になることも。今の時代は、何を作って世に出せば喜ばれるのかが不透明になっています。多様な視点をプロダクトに反映することはとても重要です。私自身は、女性エンジニアがもっと増えていってほしいと思っています。

「やりたい」想いを応援してくれる会社

本田技術研究所は、やりたい想いを伝えれば、必ず誰かが応援してくれる会社です。「こういう技術に挑戦したい」「こんな領域を学びたい」と発信すれば、チャンスがもらえる。外部から来た私にとっても、それは本当に大きな驚きでした。一方で、強い意志がなくても「地道にものづくりを続けたい」という想いを汲み取ってくれる上司もいます。そうやって一人ひとりの想いを大切にしてくれる風土が、本田技術研究所の良さだと思います。学びの機会も多く、Udemyやグロービスの学び放題制度を活用してスキルアップを続けています。「自分の成長を自分で選べる」環境であるのは、間違いないと思いますね。

女性エンジニアがもっと自分らしく働けるように

小室 美紗

「自動車メーカーは男性が多く活躍している」というイメージを持つ人も多いかもしれません。でも、本田技術研究所はそんな固定観念を超えた会社です。髪を金髪にしてもOKで(笑)、新しい価値観を受け入れてくれる。そんな“器の大きさ”を私は日々感じています。女性エンジニアがもっと自分らしく働けるように。そして、ものづくりを通じて社会を明るくする仲間が増えていくように。私自身が、そのきっかけになれる存在でありたいと思っています。

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