Innovative Research
Excellence先進技術研究
革新・独創技術の研究
先進技術研究所では、「環境負荷ゼロ社会」と「交通事故死者ゼロ社会」の実現に向け、環境負荷を低減するリサイクル技術や次世代電動化技術、一人ひとりが安心を感じられるための人を理解する技術や人の能力を拡張させる技術、二輪、四輪をはじめすべての交通参加者が共存するために必要な安心安全技術に加え、将来を見据えた革新的な生産技術の研究に取り組んでいます。
CIマイクロモビリティロボット WaPOCHI
WaPOCHIは、人々の「自由に歩きたい」という想いを支えるために生まれた電動自律移動ロボットです。カメラ認識によりユーザーの外見的特徴を記憶し、人混みの中でも的確に識別できるよう開発を進めています。WaPOCHIが荷物を持って自然に追従することで、ユーザーの外出時の利便性や快適性の向上に寄与します。さらに、周囲の状況を考慮しながらユーザーの歩行スペースを確保して先導することで、混雑した環境でも高齢者やベビーカー利用者が安心して移動できる環境の実現を目指しています。周囲の歩行者にも受け入れられるふるまいを追求し、乗り物の枠を超えた、より自由な移動体験の創出を目指します。
安全・安心ネットワーク技術
世界の交通事故死者のうち、約7割が二輪車を含む交通弱者であり、その中には車の陰からの飛び出しなど、予測が難しい事故が多く存在します。こうした課題への対応に向け、車両進化に加え、交通社会全体の安全性向上を目指し、アウトカー領域にも踏み込んだ安全技術研究を行っています。本技術では車載センサやモバイル端末などから取得した交通参加者データをクラウド上に集約し、一定の条件下で交通環境を再現します。交通参加者の状態や特性を踏まえたデジタルツインAIにより事故発生リスクを分析し、交通参加者への注意喚起や安全確認行動を支援する情報を導出します。これら情報は、音声対話AIなどを通じて提供され、事故リスク低減に向けた行動を促すことを目的としています。
Hybrid eVTOL
「electric Vertical Takeoff and Landing aircraft:電動垂直離着陸機」の実用化に向け、各種要素技術の研究、機体概念設計・基本設計、型式証明取得、そしてエコシステム構築に向けた検討を積み重ねてきました。
HondaJetで積み上げた空力・NV・構造・軽量化や認定の知見、レースの世界で磨いたスピード開発、四輪で培ったM・M思想。これらが束になり、Hondaらしいモビリティを作り上げています。
2025年にはDubai Airshowへ出展。キャビンモックアップやサブスケールモデルを展示し、開発の現在地と今後の方向性を共有しました。
全固体電池
車載を目的とした電池への期待は航続距離拡大と低コストである。開発中の電池は従来より高容量な負極を採用するが、活性が高いため電解液との副反応が生じ充放電効率が低い。また充電時のLiデントライト成長に安全の懸念がある。これらの課題に対し固体電解質の採用で解決を図る。また低コストで量産できる電極を目指し、高速生産に対応する正極合材のスラリー化や塗工、電極充填密度と界面の密着性を確保するロールプレス製法の確立を進めている。更にエネルギ密度の最大化に向けてエネルギ寄与しない部材の極限の薄層化に取り組んでいる。
- Field
- 先進技術研究
- 先進パワーユニット・エネルギー研究所
- デザイン
- 材料研究
- 統括機能




















