Monkey Stories

2018モンキー125

新たなファンを広げる新世代のレジャーモデル

新たなファンを広げる新世代のレジャーモデル

2017年、多くのファンに惜しまれながら、50ccのモンキーは50年の歴史に幕を閉じました。
歴代のモンキーは、趣味性の高いレジャーモデルとして多くのファンに親しまれ、独自の二輪文化を築いてきました。
Hondaにとってモンキーは、次世代に継承すべき価値を持つ存在でもありました。
モンキー125の開発チームは、日本で発展したモンキーをグローバルに拡大する方針を掲げ、新たな需要に応えるニューモデルの開発を進めました。
そして、お客さまの反響を確かめる場として、東京モーターショーとEICMA(ミラノショー)の2つのモーターショーを選びました。
2017年10月、第45回東京モーターショー2017で、モンキー125のコンセプトモデルをワールドプレミアとして公開しました。
さらに、東京モーターショー閉幕直後に開催されたEICMA2017(ミラノショー)にも同モデルを出展しました。

モンキー125・コンセプトモデル(第45回東京モーターショー2017展示シーン)

モンキー125・コンセプトモデル(第45回東京モーターショー2017出展車)

東京モーターショーとEICMAに出展したモンキー125のコンセプトモデルは大きな反響を呼び、多くの来場者やファンから市販化を望む声が寄せられました。

2018年4月、日本でファン待望のモンキー125を発表。
前年の東京モーターショーに出展したコンセプトモデルとほぼ同じスタイリングで登場しました。
新型モンキー125の開発のねらいは、
「アソビの達人 モンキーの楽しさをスケールアップし、アソビゴコロで自分らしさを演出」
としました。
モンキーの伝統を受け継ぐスタイリングに、走る楽しさを広げる4ストローク・OHC・単気筒124cm³のエンジンを搭載しました。

イメージシーン(カタログより)

2018年 モンキー125<ABS>

2018年 モンキー125<ABS>

スタイリング

モンキーがこれまで創りあげた、コンパクトでかわいらしいイメージを大切にしました。
前後に短く上下に長いプロポーションと、太い足を踏ん張ったような存在感のあるフォルムにより、一目でモンキーと分かる台形シルエットにまとめています。

モンキー125のデザインの特徴

フューエルタンクやシート、サイドカバー、フェンダーなどの各パーツは、それぞれ独立した形状としながら、完成車を構成しています。
また、丸みをおびた台形のフューエルタンクと、厚みのある幅広いシートが、モンキーらしいスタイリングを際立たせています。

車体色は、パールネビュラレッド(Pearl Nebula Red)とバナナイエローの2色を設定しました。
また、車体色に合わせて、フレームとスイングアーム、前後サスペンションにも同色を採用することで、コンパクトな車体ながら、高品位な仕上がりとしています。
なお、欧州においては、2018年モデルとして3色のボディカラーをラインアップしました。

モンキー125<ABS> パールネビュラレッド

2018年モデル モンキー125(欧州モデル)

エンジン

2017年まで生産された歴代モンキーの49cm³エンジンから、世界中の都市でより安心して楽しく走れるよう、124cm³エンジンへとスケールアップしました。
採用した空冷・4ストローク・OHC・単気筒エンジンは、低中回転域で力強い出力特性としています。
変速機構は、4速マニュアルトランスミッションを採用し、モンキーの操る楽しみを継承しました。

エンジンCGイメージ

市街地で多用する4,500~6,000回転付近のパワーとトルクを充実させ、力強い走りが楽しめるパワーフィールを実現するために、専用設計のエアクリーナーやコネクティングチューブ、マフラーを採用しました。

車体・足回り

バックボーン形式のフレームは、さまざまな体格のライダーが軽快な走りを楽しめるよう、125ccクラスのスポーツモデルのグロムをベースに、各部を最適化しました。
スイングアームは、長円形の断面を持たせた専用設計とすることで、縦方向の剛性確保と、デザインの基調であるラウンドシェイプを両立させました。

フレーム構成CGイメージ

サスペンションは、フロントに倒立式テレスコピックフォークを採用し、リアにはオーソドックスな2本ショックのスイングアーム式を採用しました。
タイヤは、前後ともに偏平率80%の12インチサイズとし、エアボリュームによる逞しい印象と、レジャーモデルらしいブロックパターンを両立しています。
ブレーキには、前後ともにディスクブレーキを採用し、扱いやすい制動性能を実現しました。
また、日本仕様にはフロントにABS(アンチロック・ブレーキシステム)を装着したタイプを設定。
欧州仕様では、ABSを標準装備としました。

2018年 モンキー125 (欧州仕様)

モンキー125は、グローバルモデルとして、日本、欧州、タイ、そしてアメリカでも販売され、カスタマイズを楽しむライダーをはじめ、多くのファンに支持されています。
開発チームが掲げた、”日本で発展したモンキーをグローバルに拡大する”という目標が達成されたのです。

2018年 イメージシーン(カタログより)

2018年 欧州モデルの走行シーン

モンキー125の進化

2021年9月、日本でモデルチェンジしたモンキー125が発売されました。
新型のエンジンは、ロングストローク化を図ることで、低中回転域でより力強い走りを実現するとともに、エミッション性能を向上しています。
また、トランスミッションは従来の4速から5速へ変更し、市街地走行からツーリングまで、操る楽しさと快適性の向上に寄与しました。
欧州では、同様の改良を施したモデルが2022年モデルとして発売されました。

2021年9月 モンキー125(日本)

2022年モデル モンキー125(欧州)

モンキー125は、その後もカラーバリエーションを刷新しながら、多くのお客さまに愛用されるレジャーモデルとして魅力を高めています。