リニューアルしたホンダコレクションホールで「CBヒストリー Part1」を開催
1959年 CBの車名を初めて採用したベンリイCB92 スーパースポーツ。後列には国内外のライバル車を展示
2024年3月1日、Hondaの夢と挑戦の活動を語り継ぐホンダコレクションホールがリニューアルオープンしました。これを記念して、Honda二輪車の代表的なブランドである「CB」シリーズの特別展示を、3月1日(金)から6月30日(日)までの4か月間開催しています。
CBヒストリーの第一弾となる今回は、“CB”を冠したバイクが初めて世に出た1959年から、1960年代に誕生したCBシリーズが主役。その時代を駆け抜けたHonda以外の国内外メーカーの名車も多く展示し、その台数は50台に及びます。
1950年代は、欧州各メーカーの高性能マシンを目標に、Hondaをはじめとする日本の二輪車メーカーが果敢に開発に挑んだ時代でした。そして、1960年代には、欧州メーカーと比肩するレベルまで追いつきます。CBシリーズを通して、日本と世界のロードスポーツバイクの技術やデザインの変遷を一堂に見られる貴重な展示内容です。
1968年 ドリームCB250 空冷・4ストローク・OHC 2気筒エンジン
(手前) 1964年 CB160
(奥) ベンリイ CB125
ともに空冷・4ストローク・OHC 2気筒エンジン搭載のロードスポーツ
(手前) 1969年 ドリーム CB750 FOUR 世界に衝撃を与えた4ストローク・OHC 4気筒エンジンを搭載
(奥) 1965年 ドリーム CB450 高性能な4ストローク・DOHC 2気筒エンジン
(右) 1965年 ドリーム CB450のエンジン
(左) 1967年 軽四輪乗用車N360のエンジン。444ccのCB450のエンジンをベースに、排気量を354ccに下げるなどの変更を行いN360に搭載
1967年 N360 搭載エンジンが見えるように工夫した展示
1959年 アリエル(ARIEL) スクエアフォア 4G マークⅡ
空冷・4ストローク・OHV 4気筒 1000cc (英国)
1968年 MVアグスタ(AGUSTA) 600フォア
空冷・4ストローク・DOHC 4気筒 600cc (イタリア)
(左) 1969年 ヤマハ R3 空冷・2ストローク 2気筒 350cc
(右) 1965年 スズキ 250 T20 空冷・2ストローク 2気筒 250cc
ともに、CBシリーズの良きライバルとしてスポーツファンに支持された
CBシリーズ4車種の走行動画を常時放映
1959年 マン島T.T.レース 6位入賞車 RC142
Hondaが初めて世界選手権ロードレースに出場し、CBシリーズに大きな影響を与えた125ccのワークスマシン
常設展の市販レースマシンコーナー
CBシリーズとともに、モータースポーツファンを熱狂させたエキサイティングなレースマシン
Honda Collection Hall リニューアル記念 企画展
CB Garage Collection
CBヒストリーPart1 スーパースポーツバイクの先駆者たち
開催日時：
2024年3月1日（金）～6月30日（日）
開催場所：
Honda Collection Hall2階・3階中央エリア
営業時間：
MOBILITY RESORT MOTEGIのwebsiteを確認ください。
休館日：
6月11日～6月14日
詳細：
https://www.mr-motegi.jp/collection-hall/event/#collection