CB Stories

2013CB500F/CB400F

新開発の2気筒エンジンを搭載した
ミドルクラスのCB

新開発の2気筒エンジンを搭載したミドルクラスのCB

2012年11月、イタリアのミラノで開催されたEICMA 2012(ミラノショー)において、CB500F、CBR500R、CB500Xの3車種を出品しました。これらのモデルには、新開発の水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ直列2気筒エンジンを搭載しました。

中でも、CB500Fは、ネイキッド・ロードスポーツとして、最新のデザイントレンドが採用されました。

CB500F (EICMA 2012出品車)

CB500F (EICMA 2012出品車)

この3車種の開発にあたって、開発者たちは世界中のさまざまなお客様のニーズを調査しながら、排気量や車体サイズ、デザインなどの検討を進めました。

欧州諸国では、排気量や気筒数などにこだわらず、市街地から郊外へゆったりとしたツーリングや、ワインディングロードでスポーツ走行を楽しむことが出来るモデル。そして、維持費の負担が少ないながらも、所有感を得られる車格の二輪車を求めるユーザーが増えていることが分かりました。

一方、アジア諸国では、排気量が少ないライトモーターサイクルから使い勝手の良いスポーツモデルにステップアップするユーザーが増加傾向にありました。

フレームとエンジンを共有したグローバルモデル3車種を同時開発

開発チームは、さまざまな地域の調査結果を踏まえ、ユーザーの嗜好やライフスタイルなどを徹底的に調べ、開発目標を次のように定めました。

  • ・扱いやすいサイズ、乗りやすいライディングポジションなどにより構えることなく気軽に扱えること
  • ・先進の環境性能を備えたうえで、多様な走行条件下で楽しく走行できる出力特性とすること
  • ・最新のトレンドを反映した個性的なデザインにより所有する満足感を満たすこと

ヨーロッパ、アジア各所での異なる調査結果にもとづき、幅広いお客様のニーズに対応するために、排気量はミドルサイズの500cc(日本は400cc)に決定。車体は、しなやかさと剛性感を併せ持ち、コンパクトで軽量なダイヤモンドタイプのフレームに、前後17インチホイールを採用しました。
そして、求めやすい価格を実現するために、エンジンと車体を共用した3車種を同時に開発する手法を採用しました。

新しいトレンドを反映したネイキッドコンセプトのCB

CB500F/CB400Fは、日常での便利な移動手段となるよう、取り回しやすい車両重量、足着き性などエントリー層にも配慮したネイキッドスポーツを目指しました。

【デザイン】
CB500F/CB400Fのデザインキーワードは「Modern & European Naked」です。

機能美あふれるエンジンを力強く見せることで、ネイキッドモデルとしてダイナミックで躍動感のあるプロポーションとしました。存在感のある車格を重視しながらも、ライディング時にはそれを感じさせないスリムな車体とすることで、自由度の高いライディングポジションを実現しました。
こうして、見た目の迫力と扱いやすさを両立した、次世代ネイキッドモデルのフォルムが完成しました。

CB400Fのスタイリングイメージスケッチ

CB400Fのスタイリングイメージスケッチ

【エンジン】
新開発の水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒エンジンは、低・中回転域から高回転域までスムーズで力強い出力特性としながら、燃費が良く環境性能にも優れた設計にしました。

CB500Fのボア×ストロークは、67.0mm×66.8mmの500cc。日本向けのCB400Fは、67.0mm×56.6mmとストローク量を変えて399cm³としました。

CB400F/CBR400R/400Xのエンジンカットモデル
CB400F/CBR400R/400Xのエンジンカットモデル

CB400F/CBR400R/400Xのエンジンカットモデル

CB400F/CBR400R/400Xのピストン、コンロッド

CB400F/CBR400R/400Xのピストン、コンロッド

そしてついに、2012年11月開催のミラノショーで、CB500Fの2013年型モデルとして製品概要を発表。2013年4月に、より詳しい内容を発表しました。

CB500F(欧州モデル)の走行シーン

CB500F(欧州モデル)の走行シーン

CB500F(欧州モデル)

CB500F(欧州モデル)

※CB500F,CBR500R,CB500X

日本においては、基本的にフレームとエンジンを共有しながら、独自の個性と乗り味を追求したCB400F、CBR400R、CB400Xを2013年4月に発表しました。

CB400Fは、ミドルクラスのエントリー層に気軽に乗りこなす楽しさを提供するベーシックなネイキッド・ロードスポーツとして誕生しました。

2013年5月発売 CB400F<ABS>

2013年5月発売 CB400F<ABS>

2013年5月発売 CB400F<ABS>

2013年5月発売 CB400F<ABS>

CB400Fは、これまでのネイキッドスポーツとは一線を画す特徴的なシュラウドを採用することで、燃料タンク、シュラウド、ヘッドライトを一体感のある塊として、ダイナミックさと力強さを表現しました。

CB400Fのシュラウド部

CB400Fのシュラウド部

メーターは、視認性に優れたフル液晶表示を採用。デジタルタコメーターや燃料計、時計、平均燃費計など豊富な機能を内蔵しています。

ハンドルは、フラットタイプのバーハンドルとして、またがった瞬間からアグレッシブさと操る楽しさを感じることができます。

こうして、日本国内の400ccクラスのCBブランドは、新開発の2気筒エンジンを搭載したCB400F、そしてロングセラーを続ける4気筒のCB400 SUPER FOUR、CB400 SUPER BOL D’ORの3車種で、多様なお客様のニーズに応えられるバリエーション展開となりました。