ASIMOについて
機敏な行動が可能に
人間と共存、協調できる新たなモビリティーを目指して、実環境のなかで、すばやく状況を判断して、機敏に行動することを可能とする次世代ASIMOの技術を発表しました。
▌周囲の状況を把握し、止まらずに自らの判断で移動
床面センサから得られた周囲情報とあらかじめ記憶しておいた地図情報を歩きながら照合することにより経路のズレを補正し、目的地まで立ち止まることなく移動する事が可能になりました。
また、床面センサや視覚センサなどにより障害物を発見した場合は、自らの判断により他の経路に迂回します。
▌障害物回避・軌道生成技術

センサ情報から、障害物を回避して自律的に目的地まで移動します。
▌各種センサによる総合的な障害物感知システム

・ 高ダイナミックカメラ
頭部に搭載された高ダイナミックレンジカメラにより、逆光などの環境下においても安定して人を認識します。

・自己位置補正カメラ
腰に搭載された赤外線カメラによる歩行中の情報とあらかじめ記憶しておいた地図情報をもとに歩きながら自己位置を補正することにより、自律的な連続歩行が可能になりました。

・全周囲障害物センサ
胴体周囲に超音波センサを搭載することにより周囲の人や壁を検出します。


▌センサ検知エリア