【開発者の想い】
i-SRSエアバッグシステム連続容量変化タイプを開発するにあたり、
メンバーで熱く議論を重ねてきたことは、「最適とは何か?実際はどうか?」
というリアルワールドにおけるエアバッグの理想です。
自動車には様々な体格の乗員が、様々な姿勢・位置で乗車しており、
さらには、衝突事故には速い速度、遅い速度、トラックの様な大きい相手、
軽自動車のような小さな相手など様々な衝突事故形態があります。
この様なリアルワールドで起こり得るありとあらゆる衝突事故のシチュエーションにおいて、
常に理想的なエアバッグ性能を提供できる様に、時には、開発者が自らミシンを手にして、
幾度となく縫製を行い試作品を作り、独自のテスト方法やテストモードを考案し、
多くの検証を行ってきました。
その結果、完成したのが今回の運転席用 i-SRSエアバッグシステム〈連続容量変化タイプ〉です。
今後も、Hondaはリアルワールドにおける安全について理想を追い求めていきます。