エアバッグ

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もっと詳しく/技術解説【運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム】

世界初 助手席用として

衝突速度が変わったとき、エアバッグの膨らみ方は一定でいいのか?

エアバッグは、遅い速度の衝突では比較的ゆっくり、速い速度の衝突では素早く膨らんだ方が「人」への衝撃を低く抑え、保護性能を高くすることができる点に着目。
衝突速度によって、2段階にエアバッグの展開速度を制御する前席用i-SRSエアバッグシステムを1998年に開発しました。

助手席用として世界初の2段式インフレーターを開発

エアバッグを膨らませるガスを発生させる装置(インフレーター)を
2つに分割し、
● 2段階に作動させて比較的ゆっくり膨らませ、
● 同時に作動させることで素早く膨らませる
「デュアルインフレーター」というシステムを開発することでより「人」にやさしいエアバッグシステムとしました。

助手席用i-SRSエアバッグ

事故実態を検証し作動条件を設定

事故実態の検証と、シミュレーションや衝突実験を積み重ねてノウハウを蓄積することで、優れた保護性能と低衝撃性を両立するよう、作動条件を設定しました。

加えてシートベルトの着用を検知し、未着用の場合はエアバッグをより低い衝突速度で作動させ、乗員の被害軽減を図ります。

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