2020.01.23 update
Hondaの“Power Exporter 9000”が世界的ロックバンド U2 の水素コンサートを実現。
2019年12月5日、さいたまスーパーアリーナで行われた世界的ロックバンド U2 の来日公演2日目に、Honda、トヨタなど各社が協力して再生可能エネルギー由来の水素で発電した電力を楽器機材に供給する「水素コンサート」を実現しました。
これは、再生可能エネルギーから生成した水素を使ってトヨタの燃料電池自動車“MIRAI”が発電した電力を、Hondaの外部給電器“Power Exporter 9000”を介すことでギタリストのジ・エッジ氏とベーシストのアダム・クレイトン氏の楽器機材に供給する形で行われました。
ロックバンド LUNA SEA のギタリストであるSUGIZO氏は、HondaのPower Exporter 9000のインバーター技術が生み出す高品質な電気を、楽器の音のクオリティを高めると高く評価しており、自身でも燃料電池自動車(TOYOTA MIRAI)とPower Exporter 9000を所有しています。今回、クリーンでクオリティの高い電気を U2 のコンサートにも使用してもらいたいと、自らクルマと外部給電器を提供しました。
「かねてからコンサートの環境負荷低減に熱心に取り組んでいる U2 は、来日公演で水素コンサートを実現できないかという僕たちの提案を快く受け入れてくれました。今回使用した『水素+Power Exporter 9000』のパッケージは、環境に優しいだけでなく音のクオリティも高めることを僕自身がものすごく体感しているので、ぜひ彼らに使ってほしかった。実際、ギターとベースにその電気を取り入れた彼らのサウンドは、信じられないほど素晴らしいものでした。これをきっかけに、このパッケージが世界の音楽シーンに知れ渡り、環境に優しく音のクオリティが高いコンサートが世界中で行われることを期待したいですね」(SUGIZO氏)
なお、日本公演で再生可能エネルギー由来の水素コンサートを行なったことは U2 のオフィシャルWebサイトでも発表され、世界へ発信されています。
U2 水素コンサートにはSUGIZO氏所有のMIRAIとPower Exporter 9000も使用され、ジ・エッジ氏のギターへ電力を供給した。
再エネ電力小売事業者に管理システムを提供するユニファイド・サービス(株)も、自社所有の Power Exporter 9000を提供して水素コンサート実現に協力。
電力供給の様子(映像)
SUGIZO氏コメント(映像)