Corporate Development
Center統括機能センター
本田技術研究所全体の研究開発能力を
最大限に引き出すオペレーション
統括機能センターは、企業としての競争力を高めるために、各研究センターを横断的に束ね、研究開発能力を最大限に引き出し、可能性を拡げる総合的なオペレーションを行っています。
Hondaの将来を支える
研究所全体の方針策定
Hondaの将来を支える研究所として、複数の研究センターを横断した研究所全体の方向性を定めています。
将来の多様なニーズに応えていくため､新価値・新技術を生み出し続ける研究者の創造性をより高め、研究の幅を広げる必要がある一方で、限りある資源から効果的な成果を出すために､「未来に向かってどのような社会を創造したいか」という世界観を描き、その世界観の実現に向けて､研究所全体の技術戦略を策定しています。
人・組織パフォーマンスの最大化を通じて
新価値創出を加速
将来の新価値・新技術の創出にむけて、国内外から多様な人材を積極的に採用し、イノベーティブな研究者集団づくりを行っています。
人事的な取り組みとしては、Hondaフィロソフィーをベースに、研究者が研究に没頭できる働き方、失敗を恐れず高い目標へのチャレンジを促す人事制度、個々の目指すキャリアや専門性向上を支援する研修や自己学習の機会、社内公募などの人事施策を通じて、一人ひとりがやりがいと達成感をもって活躍できることを目指しています。
研究･開発のオペレーション改革と
プロジェクトの管理推進
研究所が世界に先駆けて新価値・新技術を創出する為に､開発プロセスの最大効率化や研究開発の加速に取り組んでいます。
既存事業の開発推進はもとより､先進研究プロジェクトに対して戦略的にリソースや日程の立案及び管理を行い、確実にプロジェクトを推進しています。更に新価値・新技術をタイムリーに事業へ繋げ、競争力向上に貢献しています。
先進技術領域のものづくり
将来の新価値・新技術の創出に向け、高度で革新的なものづくりを通じて、独創的なアイデアを具現化しています。
リアルとバーチャルを融合させた先進的な製造技術を確立し、環境負荷ゼロ・事故ゼロ社会～将来モビリティに至るまで、様々な新技術の開発を行っています。
私たちは研究所の最前線で、試作計画立案および内外作を俯瞰/判断できる総合ものづくり部隊として、先駆ける試作を実現し、創造開発をリードするものづくりで新しい価値の創造に挑戦し続けています。
研究･開発におけるステークホルダーとの
コミュニケーション
新しいモビリティ社会の実現に向けた研究・開発の加速のため、ステークホルダーへの技術訴求活動と、一般生活者・関係機関に対する技術理解のための渉外活動を行っています。社内外、国内外問わず技術展示イベントで最新技術の展示を行うと共に、研究成果を発表する社内学会イベント開催により、技術者同士の研鑽の場を提供しています。
他にも若手技術者育成のために学生フォーミュラ大会の運営サポートや、将来Hondaで働く仲間に向けHonda R&D Webサイトを通じて、研究者のチャレンジ・想いと各種技術の解説を発信しています。
研究･開発を確実なものにする
設備環境つくり
研究・開発を支える設備環境の“現在” を創り “将来” へと紡ぐため、環境負荷ゼロ社会の実現に向け取り組んでいます。
建物/研究開発設備など研究所全体の将来を見据え､リソースを最大限に活用する戦略的運用、新価値・新技術を先駆けて実証する設備戦略、社会環境変化を常に先取りし最適な技術開発環境の具現化に寄与し、未来の研究所へと進化させています。
研究･開発を支える環境整備・運営管理
研究･開発には果敢な攻めが必要ですが、円滑に遂行するための基盤作りも不可欠です。
会社全体のお金の流れを管理する「経理」、採用から人材育成などの人事管理と労使交渉などの労務管理を担う「人事・労務」、多様な研究開発業務を担う従業員の働く環境を整えていく「総務」、法知識と世の中の動向を踏まえ、創出される新技術のリスク検証を通し会社の健全性維持に努める「コーポレートガバナンス」、労働安全や健康に加え、新技術開発において安全性を確保していく｢安全衛生」。
これらの活動を通じて新たな技術の創出や円滑な企業運営に寄与しています。
